その場所に在り続ける建築

 建築は建てられた時から、その場所の風景をつくる重要な要素の一つとなります。20年、30年、50年と、その建築が無くなるまでそこの風景の一部です。その建築の風景はそこにいる人々の心を豊かにも、貧しくもします。建築家の仕事は、未来につづく風景をデザインする仕事、その風景・空間によって、人々の心を豊かにする仕事たど考えています。
 無垢の木材や漆喰、珪藻土といった自然素材を出来るだけ多く使い、しっかりとした断熱性能をもたせた上で、庇による日射のコントロールや、窓の配置による風通しをを考えて、冷暖房費を低く抑えた『人にも地球にも優しい家』をつくりたいと考えています。

ライフスタイルや敷地環境にあわせた住まいづくり

住まいはお施主様の生活スタイルと敷地の条件から成り立つ建築です。

1、お施主様の生活スタイルをどのように考えて実現するか?
2、敷地のまわりの環境と建物の関係をどのように考えて定着させるか?
3、暮らしやすさ、使いやすさをどのように実現させるか?
4、断熱性能、気密性能をどのレベルで実現させるか?
5、日射や風通しをどんなふうにコントロールして快適な空間を作るか?
6、家具やインテリアとのマッチングをどうするのか?

この様な条件をご予算の中でどう実現していくか?考えつつ、たたき台になる計画をご提示します。この計画を元に納得のいくまでお打合せをさせていただいて、お施主様の意見を取入れ設計をまとめて行きます。

この様な流れでお施主様にとってのオンリーワンな住まいを創造して行きます。
時間はかかりますが、この時間を有意義に共有して楽しめるようにと考えております。