西馬音内盆踊りの伝承と普及を目指すグループ「北の盆」の方々を講師としてお迎えし、全校の児童が盆踊りについて学びます。
踊りの練習が中心ですが、囃子方(はやしかた)の構成・西馬音内盆踊りの歴史・太鼓の叩き方等、様々な内容について教えていただくこともあります。
時間は低・中・高学年とも各2時間、計6時間程度です。
難しい踊りなのですぐにおどれるようになるわけではありませんが、高学年などでは家庭や地域で盆踊りを練習していて一人前に踊れる子もいます。
もともと、西馬音内盆踊りは主に旧西馬音内町の中心部の地域・家庭等で伝えられてきたものですが、本校の取り組みによって周辺部の地区の子どもたちの中でも、踊り方を学んで8月の盆踊りに参加したり、町の社会福祉大会のアトラクションで踊りを披露したりする子どもも出てきています。
また、近年の急激な観光化で他県からの踊り子が増えた弊害として、踊り方・衣装等に乱れが見られる中で、地元西馬音内の子どもたちが正しく地域の伝統文化を伝承していくよい機会となっています。
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