ミドリヒョウモン  Argynnis paphia tsushimana
1996.7.2(刈女木)
初夏、ウラギンヒョウモンなどと共に、林縁や山道をさっそうと飛び回っている。とにかく個体数の多い蝶で、どこででも会うことができるが、どちらかと言えぱ、ミドリヒョウモンは林の近くウラギンヒョウモンは草原に多いようだ。翅表はヒョウの紋様をしているが、裏面は茶色を帯びた緑色の帯が走っている。夏の盛りになると姿を消して、9月になると再び活動を始める。休眠しているのだ。                              羽後町で見られるヒョウモンチョウの仲間は、ウラギンヒョウモン、ウラギンスジヒョウモン、オオウラギンスジヒョウモン、クモガタヒョウモン、メスグロヒョウモン、そしてミドリヒョウモンである。クモガタヒョウモンの個体数はたいへん少ない。
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