コミスジ Neptis sappho intermedia |
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1994.6.30 (太平山)
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ちょっと山にはいるとよく見かける。羽後町では5月下旬頃から現れる。真夏はタテハチョウの仲間が少なくなるがコミスジだけはよく見かける。二・三回軽く羽ばたきをし、滑るように滑空する。それを交互にくり返す。他の蝶にはない独特の飛び方なので、遠くからでもコミスジだと見分けられる。写真のように翅を開いて止まることが多いが、この時白い三本の筋(すじ)の模様になる。和名は「小さな三筋(ミスジ)」の意味である。三筋(ミスジ)の蝶では、羽後町では他にミスジチョウ、オオミスジ、ホシミスジを採集している。コミスジはその中で一番小さい蝶である。 |