トラフシジミ(シジミチョウ科) Rapala arata
 
1999.526(寺沢)

 毎年初めてお目にかかるのは、どういうわけかいつも寺沢(床舞)の谷川の近くだ。5月中旬には現れる。蝶の中には、春に発生するものと夏に発生するものでは紋様の色が違うものがあるがトラフシジミがそれである。           この写真は春型であり(5月27日撮影)、白色と褐色のトラ模様で鮮やかである。それに対して、7月中句に発生するものは夏型で、春型と比ぺて白色の部分が薄い褐色になり鮮やかさがなくなっている。              山麓から低山地に生息する。寺沢・元西城跡でよく見かけるがあまり多くはない。夏型の個体数が特に少ないようだ。春型の成虫が産んだ卵は、そのまま生まれて夏型の蝶になるものと、蝿のまま越冬するものがあるそうだ。     8月上旬のタ方、刈女木のミズナラの林の梢でくるくる2頭のチョウがもつれあい、だんだん下のほうに降りてきたのでっかまえてみると、2頭ともトラフシジミの雄だった。雄は夕方になわぱりをつくるからだ。

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