・秋田県の初めての印象はいかがでした？

A「都会だと隣の人とか前の人とかが何をやってるかとか分からないですよね。全然接触が無いっていうか。でもこの辺だとご近所さんはどこ出身で何をしていて…(笑い)」
B「すごく狭いよね、繋がりが。誰かが誰かの知り合いだったりして」
A「そうそう」
C「初めはビックリしましたね。皆さんは私のことを知ってるんだけど、私は私は周りの人を誰も知らない、そういう状態」
A「後、やっぱり雪だよね」
C「うーん、雪かぁ」
A「始めてきたとき7月だったんですよね。いいところだなぁって思ってその後2月に来たんですね。私住めるかなぁって(笑い)」
B「嵐のように降るので…。初めて見ましたこういう振り方の速いの、スピードが。みるみる積もるみたいな」
A「で、溶けない。私雪って溶けるんだと思ってたんですけど、ここのって溶けないでどんどん降っちゃうんですよね。もうそれが本当に驚きましたね」
B「50cmから1ｍの雪をシャベルと長靴と軍手で…、なんかそれも信じられない世界」
C「そう逆にそのほら、ブルドーザーの音で起きてたのが、今度鳥の声で起きるようになるじゃないですか」
A「春の喜び」
C「そう、その春の喜びはね、代え難いものがあると思う本当に。北国の春？」
A,B「うん」

・秋田といえばやっぱり農業ですよね？

A「農業のことそれまで全く興味なかったんですけど…、すごい格好悪くて汚くてって思ってたんですけど、なんか結構農業っていうものに触れてみると楽しいし、野菜とかが育ってくるのを見ると…」
C「それは嬉しいよね」
A「うん、楽しかったり嬉しかったりするし」
C「食べれるし(笑い)」
B「でもこっちに来て農家がかっこよく見えるようになったというか」
C「なったよね」
B「イメージが変わった。こだわって作っている人いっぱいいるものね」
A「農業って結構奥深くて面白いななんて、最近は思うようになりました」

・都会と比べて良いところは？

A「住んでてしみじみ最近感じてたことが、人それぞれの才能が活かせる、得意な分野を活用できる場所がすごくあると思うんですね」
B「東京だとやりたいことの倍率がすごい高いと思うんですが、この辺だとちょっと何かに優れていると、それを職業にしたり、それをちょっとここで使わせてくださいとか、そういう依頼もいっぱい来たりとかして…。だからちょっと東京で使えない才能がある人は、こっちに来るとそれがぐっと伸びて光るような気がします」
C「やっぱり自然が素晴らしいところだと思いますね。こちらで二人子供を育ててるんですけれども、きれいな川とか本物の自然の中であそばせてやれることは本当に子供たちにとってはかけがえのない経験だと思うので、子供を育てるんだったらば東京・都会よりも秋田の秋田の方がいいな」

・逆に不便なところは？

A「山形と湯沢間の高速ができてほしいです」
B「ですよね。今の道を通りたくない。もうあそこを通って山形に行くのが嫌だって感じ」
C「でも、ずっと山形に抜けるまでの高速ができれば、かなりこの県南から首都圏へのアクセスがよくなりますよね」
B「うんうん。だってこの辺って新幹線も通ってないし高速もこっちからは来てないことで、日本のチベットとか言われて(笑い)」

・嫁入りということで、秋田県の男性のイメージは？

A「なんか、いい長男みたいな人が多い(笑い)」
B,C「多いねー」
A「つまり…、言えない言えないラジオじゃ(笑い)

・最後に秋田県湯沢市のPRを

B「ほのぼの湯沢って言われているんですけれども、のんびりのどかな雰囲気が流れているような町ですね」
A「お酒？」
B「お酒もあるし。そうそう水が美味しいのと土壌がいいのでお米も美味しいし、あと今度市町村合併で稲庭うどんも湯沢市に(笑い)」
C「あ、サクランボ。三関の」
B「そう三関のサクランボとか」
C「なんか東京のおばさんがね、絶対手に入らないんだなんて言って」
B「そう、なかなか手に入らないっていうけど。リンゴも実は少ないけど美味しいし、本当に美味しいものが沢山ある」
A「前に外国の方がいらしたんですよ。それで栗駒とかあの辺につれてったら、ここはスイスみたいだねって。すごく自然がきれいでスイスみたいだって言ったんですよ。だからスイスが体感できますので(笑い)秋田にいらしてください」