(前回のあらすじ)
ゆうと君のおじいさんは、脳梗塞を患い右側に麻痺が
残ってしまいました。利き腕は右腕でした。おじいちゃん
子のゆうと君は、ある日、おじいちゃんがとっても苦労
して歯を磨いているところを見てしまいました。そして、
歯医者さんに定期健診で行ったとき、このことを相談し
おじいちゃんと一緒に来院するように先生に薦められ
ました。そして、今日、一緒に歯医者さんに来ました。
先生・・「○○さん、右手が不自由になったからって自分
で歯磨きするのをあきらめないでくださいね。左手
でだってできるように練習したり、電動歯ブラシを
使うという手もあるしね。他にも、歯ブラシのもつ
ところを太くしたり長くしたり、曲げたりして○○さん
が磨きやすいようにする方法があるんですよ。そし
て、できなかったところをゆうと君やお家の方に手
伝ってもらってください。」
ゆうと・・「わがった!僕が昔おじいちゃんにやってもら
っていた仕上げ磨きをしてあげればいいんだ
べ。」
先生・・「その通りだ。いっぱい、世話になったんだから
そのお返しをしてあげればいいんだよ。」
おじいさん・・「それど、先生。あだってからものも咬み
にくくなったし、飲み込みにぐくもなってしま
ったんだ。口も渇いてしょうがねぇし。」
先生・・「それは脳梗塞の後遺症だな。かみ合わせも変
わってきちゃうから入れ歯の修理や作り直しが
必要なこともあるんだ。それと食べる前に、舌や
口の周りの筋肉を動かしたり、つまり体操だな。
それとマッサージをやったりすると、唾液が出や
すくなるし食べ物を飲み込みやすくなりますよ。
食べ物をドロドロになるくらいかんでから飲み込む
とかの工夫が必要だな。それと飲み込むときに、
ちょっと首を麻痺してる側の下に傾けたりすること
もいいよ。それと血圧を下げる薬っこ飲んでるで
しょ。その薬ん中には、口が渇く副作用があるも
のがあるからんね。お医者さんと相談してみなき
ゃいかんなあ。こんど飲んどる薬っこもってきてみ
てください。」
おじいさん・・「んだな、そんじゃ、家さかえったらさっそく
やってみるがら、その体操の方法を教えて
けれ。」