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■イイ歯メーション
No.2(平成12年9月発行)
No.1へ、あなたのイイ歯のお手伝い
No.3へ、歯周病、全身に悪影響
No.4へ、タバコも歯周病の原因
No.5へ、噛む事が脳を活性化する
No.6へ、よく噛まないと視力は低下する?
No.7へ、よく噛むことは虫歯を防ぐ
No.8へ、歯科から見た母と子の関係
No.9へ、ぼくのマウスガード
No.10へ、「歯ぐきが腫れてきました。どうしたのでしょう」
No.11へ、もし、歯を一本でも失ってしまえば?
No.12へ、キシリトールと虫歯予防 前編
No.13へ、キシリトールと虫歯予防 後編
No.14へ、歯にいいものはダイエットにもいい?
No.15へ、フッ素と虫歯予防
No.16へ、フッ素でのむし歯予防
No.17へ、なして、じっちゃ、左手で歯磨きしているなよ?
No.18へ、んだば、先生どうやって手伝ったらいいべが?
No.19へ、歯科も往診(訪問歯科診療)しています
成人の80%は、歯周病
前号でもふれました『8020(80歳で20本の歯を残
す)運動』を達成するためには、虫歯と歯周病の予防
と治療が重要です。
この二種類の病気に罹らないようにするだけで、殆ど
の歯を守る事が出来ます。
今回はその一つ、歯周病について掲載します。
気づかない人 ほとんど
歯周病とは、歯垢(しこう)中の細菌が、歯周組織(歯茎
や歯の周りの骨)に炎症を起こす病気です。
歯垢は、一般的に食べかすと思われがちですが、実は歯垢
1ミリグラムの中には、細菌が約一億個もいるのです。そ
の殆どは病原性を持ちませんが、ある一定の条件下で、数
種類の細菌が病原性を発現して炎症が始まります。進行す
るにつれ歯茎は、はれ、歯の周りの骨は吸収され、最後
には、歯は抜け落ちてしまいます。
一般に二十四、五歳を過ぎると、体の各組織に老化が始ま
ると言われています。歯茎も同様にこの頃から弱くなり、
成人の約80%は、歯周病に罹っていると言われていま
すが、気づかない人が殆どです。そのうち、中高年の90
%は、歯周炎(歯槽膿漏)に罹り、分からないうちに、自分
の大切な歯を失う事になります。
ここで気をつけていただきたいのは、
子供の頃から虫歯
がない人、言いかえれば、自分の歯に自信を持っている人
ほど、意外に歯周病に罹りやすいと言う事実です。
このタイプの人は、三十代半ばまでは、歯医者いらずであっ
たのに、その後、たった五〜十年間の歯周病の急激な進行
により、多くの大切な歯を失ってしまうという、一つの典
型的なパターンにはまってしまう事になりがちです。
そうならないための簡単な自己チェック図を一番最後に掲
載しておりますので、該当するものがないか、チェックし
て見て下さい。
健康な歯を保つために
歯周病を予防するには、どうすれば良いのでしょうか。
具体的には次の五つの方法が考えられます。
@ 毎日、正しい歯磨きをする
A 規則正しい生活習慣を身につける
B バランスの良い食生活を心掛ける
C 口の中を見る習慣をつける
D 定期的に歯科検診を受ける
このうち、歯磨きについては、Dの定期検診時に、歯科医
院にて指導を受ける事をお勧めします。
また、湯沢市(対象満三十、四十、五十歳)と羽後町(同
三十歳、四十歳)、東成瀬村(同全員)では、成人歯科
検診を行っておりますので、該当される方は、是非、ご利
用下さい。
命さえ脅かす 歯周病
ここまで歯周病とはどのようなものか、そして予防する
ための手段について述べてきましたが、実は歯周病の恐
ろしさは、単に歯をなくすだけではとどまりません。
歯周病を放置する事により、さまざまな全身疾患を引き
起こし命さえ脅かす事もあるのです。

歯周病は、上の図のように、全身疾患の重要な要因の一つ
とされています。
また、逆に糖尿病、性ホルモンの不調和、ストレス、喫煙
等の全身的な要因が歯周病を悪化させる危険因子となって
います。
詳細は次号以降に掲載します。


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