湯沢市雄勝郡歯科医師会からのメッセージ

日本は世界に類を見ない程少子高齢化が進み、特に秋田県は全国を上回る状況となっています。そこで国の施策に基づいて、秋田県は「健康長寿秋田の実現」を目指し「健康秋田21計画」を策定し、重点分野の一つに「歯の健康」が位置付けられました。このプランの目標である「むし歯・歯周病の予防」、「8020運動」(80歳まで良く噛める自分の歯を20本以上残そう)に向けて、歯科医師会は全力を挙げて取り組んでおります。


「健康な歯・口」で「美味しく食べ」、「話しをする」ことは大切な機能であり、日常生活に直結するものです。特に「健康な歯・口」と「食生活」によって得られる幸福感は万人に共通するものと思われます。また、最近「歯・口の健康」と「全身の健康」の関係が次第に指摘されてきており、妊婦歯科健診、歯周病検健診、在宅等の「口腔ケア」の重要性が注目されています。


湯沢市雄勝郡歯科医師会は、行政と協力しながら各世代の歯科保健事業を推進し、地域の皆様が「健康な歯・口」を維持・増進できるようサポートする所存です。また、私達は歯科医師会の社会的責任を認識し、地域の皆様に情報を共有して頂くことで、健康な街づくりに貢献できれば幸いと考えております。その一つとして、在宅・介護のための歯科往診を始め、また、休日救急診療当番医を設け、地域の皆様の安心・安全の確保ができる体制づくりに努めております。


今後とも住民の皆様から色々なご提言を頂きながら、口腔保健活動を充実させていきたいと考えておりますので、ご協力の程よろしくお願い致します。