食中毒は予防が大切です。
予防法
・ なんと言っても手をよく洗う事です。排便後や調
  理前、食事前は十分に手洗い・殺菌消毒をしま
  しょう。

・ 殺菌消毒薬は用途に合わせていろいろな種類
  があります。ご説明いたしますので、ご相談下
  さい。

細菌性食中毒の症状
・ 感染症
8時間から24時間後、頭痛、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛の順に発症し、発熱する。重症の場合、衰弱、痙攣、昏睡状態におちいり死亡することがあるが、普通1週間くらいで回復する。

・ 毒素型
 (ブドウ球菌)
 (ボツリヌス菌)

3時間くらいで発症する。発熱は少ないが嘔吐が激しい。ボツリヌス中毒の場合は潜伏期が長く24時間位たってから下痢、眼瞼下垂、口渇、流涎、咽頭麻痺、嗄声などの症状が現れ、体温が降下、致死率が高い。

原因菌 主な症状 潜伏期 主な感染源 その他の特徴 ミヤイリ菌が抑制
サルモネラ菌 吐気・嘔吐
頭痛・発熱
腹痛・下痢
9から27時間
普通
12から24時間
輸入肉・鶏卵・乳製品
ペット(犬・猫)

牛・鼠・亀
   
腸炎ビブリオ 吐気・嘔吐
発熱
腹痛・下痢
6から32時間
普通
8から15時間
海産物やまな板、包丁等から他の食品へ2次感染 好塩菌NaC1 2から3gで良く育つ
至適温度は36度から37度

毒素原生大腸菌 吐気・嘔吐
頭痛・発熱
下痢
8から30時間
普通
10から15時間
調理人等や飲料水を介して汚染 健康人でも保有していることがある
腸で増え腸で毒素を産生

ウェルシュ菌 吐気・嘔吐
腹痛・下痢
8から30時間
普通
10から12時間
   
健康人でもほゆうしていることがある
セレウス菌 嘔吐
腹痛・下痢
8から16時間
普通
12時間
穀類・麺類
土壌・香料
   -
ブドウ球菌 吐気・嘔吐
腹痛・下痢
30分から6時間
普通
2.5から3時間
握り飯・牛乳等
肉加工・生菓子・豆腐
けがをした手指から感染
耐塩菌7から10%NaC1でも発育産生する毒素は100℃ 30分にも耐える
菌は比較的火に弱い

ボツリヌス菌 嚥下困難
複視・失声
2時間から8日
普通
12から36時間
保存食品・真空パック
カンヅメ
嫌気性芽胞形成菌
致死率は20%から30%
-
キャンピロバクター 血便 1日から7日 動物下痢便を通じて感染
鶏肉・牛乳
低温でも育成
10℃以下
エルシニア 急性胃腸炎
関節炎
1日から13日 動物下痢便を通じて感染
鶏肉・牛乳
日和見感染の原因となることもある
低温4℃で増殖
-

・ 日本国内では発生しない赤痢、コレラ菌感染も海外では別問題。宮
  入菌は海外でも予防、治療に使用されています。

・ 特徴のある菌を覚えますと、予防につながり便利です。
  最近、キャンピロバクターやエルシニアといった耳慣れない食中毒
  が増えています。いずれも、動物の糞便や下痢便から感染します。
  これらは潜伏期も長く、低温に耐え増殖しますが、加熱に弱いた
  め、豚肉、鶏肉の加熱処理により予防できます。
  ここに上げた菌は食中毒の代表的なものですが、河口域に生息す
  るナグビブリオVibrio-Flurialisやその他まだたくさんの食中毒があり
  ます。

・ 夏にかけて食中毒が増えていますが、中でも一番多い食中毒は腸
  炎ビブリオです。以前は次いで黄色ブドウ球菌でしたが、現在は腸
  炎ビブリオに次いでキャンピロバクターが多くなって来ました。

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