■ 第51回 東北六県将棋大会 ■
  
◆ 開催場所 秋田市文化会館    (秋田市山王7-3-1/018-865-1191) 地図 ◆
◆ 宿泊場所 秋田キャッスルホテル (秋田市中通1-3-5/018-834-1141) 地図 ◆

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私の大胆予想!!
  
予想者リスト
花輪正明 松本徳吉 奈良岡実 大野英一 小山田政利 大村芳男 村越孝一 吉田俊哉



◆ 花輪正明 (天童の良い悪代官) <山形県> ◆

昨年50回の記念大会優勝の県として大胆に言わせていただきます。
青森記念大会優勝−秋田大会優勝−そして地元山形大会優勝。
こんな、すごい事が起こるのだろうか?
人生は山あり谷あり、あまり良いことが続くと後が怖い。

今回も棋友と応援団を結成して、現地に行くことになっている。
これは応援より、秋田の「のんべい○川さん」より、
山形の地酒持参の要請電話があったため、
秋田の方々・東北の方々と懇親を深める方が強い。
それと、11月予定の宮城山形対抗戦に各県へ参加依頼も目的である。
(宮城の大村さんは来ないかなぁ〜)

今回は地元開催優勝のための布石と考えている。
山形県選手の方々には、気軽に将棋を楽しんでもらいたい
(ただし、表面は力を抜いて、内面は気合を充満して)
これは、勝負は別であり、あきらめの言葉にはとらないで頂きたい。

しかし、昨年青森大会では、青森選手の○○岡さんが不調の情報があり、
それを信用したところ、初戦対山形でキッチリ指して勝ちきったのには驚いた。
ニセ情報には気をつけないと危ない。

 今回の山形県選手の紹介

大将 上條祥   皆さんご存知の通り、昨年大将で全敗したが、団体優勝という奇跡を演じた。
            しかも、表彰式では堂々と優勝カップを受け取った。
            今年は10キロ(1敗につき2キロ)減量に成功し、最強戦も安定して優勝した。
            昨年と逆に3〜5勝を期待しても良いと思う。

副将 鈴木睦   山形HP管理人であり、東北の方々とは、情報交換に忙しい。
            マル秘の一手コーナーに載っていない、○秘を数多く持っている。
            今回は、あまり気合が入っていないようであるが、
            盤に向かえば全国アマ名人戦の試金石として、力を発揮するだろう。3〜4勝

先鋒 羽角聡彦 独特な感性を発揮する「羽角ワールド」の棋風は、県内でも一目おかれている。
            最強戦の最終戦、勝たないと代表になれなかった管理人さんとの勝負、見事ワールド全開。
            終盤競り勝ったのは感心した。4〜2勝

 こう見ると、昨年優勝のメンバー3人ではないか、当然優勝が十分考えられる。
 「バラ色の人生」を味わうのも悪くない。


◆ 松本徳吉  (青森将棋界のHPおまけ管理人) <青森県> ◆

                  歴代個人成績(勝率順)  歴代個人成績(勝数順)

青森県 岩手県 秋田県 宮城県 山形県 福島県 平均
大将 北畠悟 2100 米沢祐太 2000 堀井邦明 2070 成田憲俊 2050 上條 祥 2060 渡辺賢人 2000 2047
副将 田村純也 2100 岩泉毅 2080 鈴木勝裕 2100 初田義明 2080 鈴木 睦 2100 後藤健 2000 2077
先鋒 中川慧梧 2100 及川直孝 2100 野藤鳳優 2100 昆 隆志 2050 羽角聡彦 2050 辺見寿満 2050 2075
  
平均 2,100 2060 2090 2060 2070 2017    
順位 1 4 2 4 3 6   

まずは、アマ連のレーティグ風に私の独断と偏見で点数化してみた。
今年は、六県大会の実績を重視した予想で、若手や初出場者には辛い予想を立てた。
県別では、青森を秋田県が僅差で追い、山形・岩手・宮城が続くと思われる。
秋田県3人の平均勝率は6割を超える。これだけで、9勝は計算できるわけで優勝候補に挙げないわけにはいかない。
青森県は、勝率6割7分の北畠さんを筆頭に穴のないメンバーが揃った。贔屓目に見ても優勝を期待できる。
初出場で固めた宮城県チームが実績十分の他県にどれだけ対抗できるか注目したい。
山形県チームは昨年の雪辱を期す上條さん。

氏名 予想勝数 氏名 予想勝数 氏名 予想勝数 氏名 予想勝数 氏名 予想勝数 氏名 予想勝数
北畠悟 3.1 米沢祐太 1.8 堀井邦明 2.9 成田憲俊 2.7 上條祥 2.8 渡辺賢人 1.7
田村純也 2.7 岩泉毅 2.6 鈴木勝裕 2.7 初田義明 2.6 鈴木睦 2.7 後藤健 1.7
中川慧梧 2.7 及川直孝 2.6 野藤鳳優 2.7 昆隆志 2.3 羽角聡彦 2.3 辺見寿満 2.3
青森県 8.5 岩手県 7.1 秋田県 8.3 宮城県 7.6 山形県 7.8 福島県 5.7

上記のRを参考に、勝数を小数点一桁単位で、予想してみた。
大将戦は実績抜群の北畠さんを推したい。成田君に佐々木祐一郎君に負けない活躍を期待したい。
副将戦はほぼ横一線か。田村・鈴木勝・鈴木睦が中心に考えたい。
先鋒戦で4勝するのは厳しいと思う。ここではとりあえず3勝を勝ち取りたい。

北畠悟 4-1 米沢祐太 1-4 堀井邦明 3-2 成田憲俊 3-2 上條祥 3-2 渡辺賢人 1-4
田村純也 3-2 岩泉毅 3-2 鈴木勝裕 3-2 初田義明 2-3 鈴木睦 3-2 後藤健 1-4
中川慧梧 3-2 及川直孝 3-2 野藤鳳優 3-2 昆 隆志 2-3 羽角聡彦 2-3 辺見寿満 2-3
  
10-5   7-8   9-6   7-8   8-7   4-11   
@   D   A   A   A   E   

順位
青森 3 2 10 5 @
秋田 3 2 9 6 A
宮城 3 2 8 7 B
山形 3 2 7 8 C
岩手 2 3 7 8 D
福島 1 4 4 11 E

県別では青森県が優勝に近いと思われるが、いずれも僅差だ。
結果として、あまり面白みの無い予想になってしまった。
ありきたりな言い方だが、どの県にも優勝の可能性はあると思う。
そのためには、初日2連敗だけは避けたいところだ。





◆ 奈良岡 実 (青森県夜の部監督) <青森県> ◆

◇「監督の人徳」
 東北六県将棋大会の場において、監督の人徳が成績に大きな影響があるという認識は全体に浸透してきたようだ。
さすが各県、素晴らしい人選である。我が青森県はここ数年、この方面で大きなハンデイを負っていた。
しかし今回は北畠悟五段の県名人戦優勝により、実質的な監督は決定。
選手と兼任のプレーイングマネージャは手慣れたもので、監督勝負はまったくの互角と見る。

◇「夜の部」
 そしてこれも大きな影響力を持つ夜の部。ここは大応援団を繰り出す山形と、
地元秋田が優勢と一般的には思われるはずだ。ところが、である。
今回の戦いに関して専門筋は、もう一歩踏み込んだ見方をしている。会場を確かめていただきたい。
対局は文化会館で、夜の部はシティホテル。今まで多く行われてきた温泉旅館ー宴会場コースと戦い方は異なってくる。
それは広い戦場に多くの軍勢を繰り出す「野戦」より、どこかの部屋で真の強豪が戦う「一騎打ち」に近い形になるはずだ。
そして酒処秋田ならば、競技種目は「日本酒」となるだろう。これは某県夜の部監督の、得意分野ではないのか。
贅沢は言いません。しっかりした純米であれば。

◇「団体戦」
 青森県夜の部監督は昨年、選手としての出場であった。それまで「夜の主戦力・昼の傍観者」としては、
(我が軍の実力を持ってすればなんとかなるだろう)という戦いが、選手だと景色が違って見える。
「どうしてこんな強い相手ばかりなんだ?全然勝てる気しねえ」。県を代表する選手というのはそれほど強い。
ところが蓋を開けてみると運だらけの3勝2敗。「ラッキーだったけど、一ヶ月の禁酒はもう嫌だ」。
 この感想から選手の実力は紙一重で、「監督の人徳」と「夜の部」が重要だということがお分かりになると思う。
今年は特に、どこの県も自信のオーダーではないだろうか。
ただ、さすがに竹内さん抜きの福島県は、大駒一枚ハンデイの戦いと思うが。
拮抗した戦力下で、優勝ラインは11勝か10勝。三人制で負け越し者が出た場合、優勝ラインに到達するのは難しい。
その点で青森県は優勝争いの上位と思う。

◇「大将戦」
 若い三人と実績豊富な三人という構図。その中で青森県の北畠五段が有利と見たい。理由は2点。
@下の二人にポイント獲得を任せられる
A過去の選手団の中でアブナくて監督が必要だった二名のうち一人が欠け、今回は夜の部監督一人を監督すればいい
以上の理由で気楽に戦えるのが大きい。続くのは山形の大将で、昨年取るはずだった星のいくつかを取り戻すはずだ。

◇「副将戦」
 今回の副将はやたらと強い。両鈴木と田村は強い県代表。私は県内で若手乗りの評が多いと思われてるかも知れないが、
現状を見ると実力の評価だとお分かりになると思う。それでも今回の副将戦は、若手に票を入れられない。
 個人優勝は名前を挙げた三人の争いと思うが、山形の鈴木さんの実力をもってしても二年連続は難しいのではないか。
秋田の鈴木さんは地元の声援が力になるかプレッシャーになるかで大きく成績が動くと思う。
青森の田村君は実力を発揮すれば相当な成績を残すはずだ。

◇「先鋒戦」
 先鋒のメンバーがまた、異常に強い。大将戦と言っても全然違和感のない顔ぶれだ。それでも青森の中川君。
どのポジションで出ても青森県で一番信頼の置ける選手だ。
福島の辺見さんが実力の割には東北六県で星が挙がっていないので、今回は上位に来ると予測したい。

◇「まとめ」
 客観的に見ても、監督から夜の部、将棋の戦力まで、今年の青森県は穴がないように思う。
10勝を基準点として、調子が良ければ1、2勝の上積みが期待できる。思うように星が出なくても8勝か9勝は確保したい。
 強敵は最多優勝で前年優勝の山形県。接戦になるのは覚悟している。こちらとしては、大将に昨年同様の成績を期待したい。
 私たちにとって理解しがたいのは地元秋田県。主力選手層の人たちは、
どうしてあの年代になっても棋力を保っていられるのだろう。驚異というべきか、それとも脅威と感じるべきだろうか。
 それとは逆に、岩手県は年代の切り替えがうまく進んでいると思う。
ただ、若い選手が主戦力に育つまでにはもう少し時間がかかると見たい。
 本気を出せば宮城県が一番強い。ただ制度上、毎年最強のメンバー構成にはならないようだ。
今回も若手中心で例年なら優勝を狙える戦力と思うが、
今年は他県が充実しているので、強い県代表相手にどのような戦いを見せるのだろうか。
 竹内さん抜きの福島県は、若い選手の頑張り次第。でもさすがに短期間での大化けは難しいか。
 東北の看板選手が勢揃いする大会に、各県次代のエースが代表権を得始めた。
実績を持つ強豪と若手の戦いにも注目したい。今年も六県大会は見所満載である。


◆ 大野英一 <秋田県> ◆

2007年東北六県将棋大会特集ページを初めて見た瞬間、「今年はいけるんじゃないか」という予感が走った。
別に選手の顔ぶれを見て思った訳ではない。ではその根拠はというと、奈良さんが秋田の監督だということ。
以前にも奈良さんが監督になると秋田県の成績が良いということを述べたかと思う。
優勝するためには、監督も重要な要素と考えるので、これは非常に心強い。

 
 大将戦は実績からいえば北畠さん、堀井さん、上條さんということになるがどうなるか。
 上條さんが昨年の雪辱を果たすかが注目である。

 副将戦は混戦。「副将を制する県が団体戦も制する」ことになりそうな気がする。
 先鋒戦は副将に負けず劣らず混戦だが、野藤さんを推す。昨年に引き続き、今年も相当気合いが入っている。

個人的に注目しているのが、副将戦鈴木(睦)−鈴木(勝)戦と先鋒戦の中川−野藤戦である。
これは昨年と同じ顔合わせである。睦さん、野藤さんが「往復ビンタ」を食らわすか、
勝裕さん、中川さんが「リベンジ」を果たすか。この戦いは面白い。

団体戦は、秋田県、山形県、青森県がやや厚いと思う。堀井さん、鈴木さん、野藤さんの調子は普通だろう。
秋田県は近年不成績が続いているので、地元の声援を力にして今年はぜひ優勝してもらいたい。

夜の部は宿泊場所が川反に近いので、すごいことになりそう。
ホテルで勢いをつけて、川反へというコースか。私的には全く自信無し。
他県の方々が気持ちよく秋田の夜を過ごして頂くことに努力するのみ。



◆ 小山田政利 (岩手県HP管理人) <岩手県> ◆

◇大将戦
  出場メンバーを見ると計算がしにくい。
  注目はやはり上條さん、去年のリベンジなるか注目です。
  北畠さんは安定して勝ち星を稼ぎそう。
  ダークホースは成田君、若さがいい方向にでれば走りそうな予感。
  米澤さんは6県大会向き?の将棋のような。
  じっくりさせばおのずと結果がついてくるでしょう。
  大崩しないタイプなので最低でも2勝、さらに勝ち星を加えて個人でも上位入賞をしてほしい。
  持ち時間が2時間以上であれば5戦全勝しそうなんだけど...と思うのは私だけ?
  とにかく時間を目いっぱい使うので、進行が...大会運営の皆様ご苦労様です。

◇副将戦
  ここは当然、両鈴木さんの対局(リベンジマッチ)に注目です。
  これに田村さんを加えた3人が中心で展開しそうです。
  あとは初田さんも不気味な存在で要注意かと。
  これに岩泉君が離れずついていければ...そして第4コーナーで一気に前に抜いてほしい。
  岩手のポイントゲッターですので、かなりきつい対戦ばかりですが上位入賞を期待しています。

◇先鋒戦
  及川さん、中川君の優勝争いか? が、しかし
  先鋒戦でありながら重量級の選手がそろっているので、混戦になるのではとおもいます。
  岩手も最近層が厚くなり、すこし及川さんの負担が軽くなってきてるようで、
  その点いままでと違いすこし肩の力を抜けてよい状態で望めるのでは。
  といいながらかなりの期待(プレッシャー)をかけていますか?
  最後に昆さんへ 頑張っててください、応援しています...岩手戦以外で

◇団体戦
  冷静にみると青森、山形が中心の争いでしょう。
  (厳密には夜の部が強い青森がわずかにリードか、いや夜の部は山形の応援団もすごそうだし...)
  秋田は地元ですし、ベテランそろい...
  それに昼から夜とオールマイティに戦えそうなのでいい位置にいられそう。
  宮城は若さゆえ上も下もありそう。
  福島も未知数ながら...
  まずは逸見さんの頑張り、それがチームへよい影響を与えたとき上位入賞のチャンスありか?
  岩手は上位のどこかを食って混戦の展開にもっていけばチャンスあり。
  優勝も十分ありかと。
  とにかくよい将棋がさせるよう選手皆さんの健闘を 念!!


◆ 大村芳男 (宮城県夜の部応援団) <宮城県> ◆

◇大将戦
  ここは北畠五段が優勝候補の筆頭だろう。
  近々のアマ竜王戦全国大会での活躍や過去の実績を見ても抜群で安定度は揺るがない。
  これに続くと思われるのは、堀井・上條の大会常連組。戦上手で粘り強さに定評がある。
  若手では成田君に期待している。又初日に2連勝すれば米沢や渡辺にも充分チャンスがある。

◇副将戦
  粒ぞろいの比較的若いメンバーが揃った。この副将戦を制した県が優勝に大きく前進する。
  というのも各県のポイントゲッターが集中しているからだ、
  ここでの得失点が最後にものをいってきそうな気がする。
  田村・両鈴木が候補に挙がると思うがあえて、本命は初田とする。
  対抗は上記の3人だが岩泉・後藤にも予想を覆す活躍を期待したい。

◇先鋒戦
  これで先鋒戦とは随分豪華なメンバーだ。大将戦といわれても納得する精鋭が集まった。
  宮城の純粋振り飛車党の昆もここでは苦しいか?
  中川・及川・辺見を中心にして野藤・羽角・昆等が追いかける展開か?
  接戦が予想されるが諦めずに粘り強く指した者に分があると思う。

◇団体戦
  総合力で青森の優位性はかなり高い(夜の部〜監督含めて)大本命◎
  
  優勝戦線に絡んでくるのは50回記念大会優勝の山形、
  花輪応援軍の加勢は侮れない、選手の意気が上がるのは必定とみる。
  
  地元秋田も大会経験豊な選手で構成されていて大いに優勝の可能性があり、
  昨年の雪辱を果たすかどうか、強豪県としての真価が問われる。

  宮城は初田に期待、全員初陣ながら学生大会の経験は充分で、勢いに乗れば誰も止められない、
  昨年と同じ高校生大将の成田や昆は乱戦に持ち込みたい。

  岩手の及川は安定しており米沢・岩泉の若手が活躍すれば充分に勝機有り。

  福島の辺見は勝ち星を計算でき、若手2人に期待。
  特に大将の渡辺は初出場で未知数ながら次世代のエースに注目。

◇まとめ

  おじさんは強いんだよ!

  おじさん〜次世代エースとの対抗形式で見た場合、この様な結果になると大胆予想する。
  (但しこの力関係も近未来に必ずや変化していく)
  予想を立てる根拠が過去のデーターとなるから実績重視で若手には割が合わないかもしれない、
  この点はご容赦いただきたい。

  人気女流プロ2名が派遣棋士として島八段審判長と供に参加する
  →これは若手にとって大いに励みになることだろう。

  結論的には青森の完全優勝もあると思うがそこは一発勝負、
  初日2連勝すればどの県もチャンス有り。
  今から楽しみな東北六県大会である。

 ◇補足
  秋に(11月予定)宮城山形対抗戦(=誰でも参加できる東北六県大会)が開催されるので
  こちらの方も各県の皆さん参加宜しくお願い致します。


◆ 村越孝一 (福島の管理人) <福島県> ◆

今年は福島県代表どころかその代表決定戦にも残れないということで、自分的には盛り上がりに欠けていた。
でも、素晴らしい内容の秋田県のHPを見て、せめて予想だけでもしなければならないという使命感から予想してみた。

だが、今年の福島県選手団の成績を予想するのは難しい。

初出場者が2名いるというのがその理由で、他県とのデータ比較ができない。

理想は、ベテランの辺見さんが勝ち星の軸になって、初出場の二人がのびのびさせるような状況になること。
それがイコール好成績につながると思っている。

だが、実際問題として今年の戦力では優勝は難しい。
あえて勝ち数を予想すれば7勝あたりで4位(欲を言えば3位入賞)くらいではないか。
全体では、優勝が青森県、準優勝が岩手県か山形県で、あとは接戦と予想する。

毎度のことだが、私の予想はよくはずれる。
今年も私の予想がはずれることを願って結果を楽しみにしています。


◆ 吉田俊哉 (福島県監督) <福島県> ◆


◇願望
 評論家としては、私は多分、相当に優秀なのである。
 その評論家としての目で見ると、今年の福島県代表チームは、良い成績を上げる見込みが立たない。
 つまりは、初出場の選手を2名抱えているので、実力評価が難しいからであり、
 ベテランの辺見さんも過去の成績が安定したものではないからだ。
 したがってここは、我がチームにとって、最も都合の良い理屈を並べて、優勝があり得る、という結論を導き出すしかないのである。
 某国の政権政党のように、詭弁を駆使して、黒(に限りなく近い灰色)を(神の如き完全なる)白と言いくるめることは、可能であろうか?

 まずは、チームの要である辺見さんである。
 一昨年は最終戦で見事逆転勝ちを収めて、優勝に貢献した。
 昨年は初日の出遅れを取り戻せないまま、不本意な成績に終わった。
 いったい、この人は強いのか?弱いのか?
 論理的に分析すると、強い辺見と弱い辺見がいるに違いない、という結論にたどり着く。
 ゆえに、今回は「強いほうの辺見」を連れて行こうと思う。
 「強いほうの辺見」なら、このメンバーが相手でも、4つは勝ってくれるであろう。これでチームの柱はできた。

 次は、大将がどうなるか、である。
 県のトップタイトルである王将を、渡辺君が獲得したのは、(例えば某T氏のように)取るべくして取った、というふうには評価できない。
 渡辺君自身が、まだ力を見せる時と脆い時とが交互に現れる段階にいて、県大会の戦いぶりも、
 安定感とはほど遠いものだったからである。
 渡辺君に足りないものは、経験である。
 では、有利な点は何だろう。
 未熟な若者は、常に可能性を秘めている。
 一戦ごとに実力を伸ばして、終わってみると大会の間に香一本強くなっていた、というふうに「化ける」可能性さえはらんでいるのである。
 まあ、そういうわけで、渡辺君が大会の間に「化けて」勝ち越す、というムシの良い願いを、ここで開陳してしまおう。

 さあ、これで7勝は計算できた。
 あとは、副将の後藤君が3勝すれば、チームとして10勝の大台をクリアできる。そうなれば優勝に手が届く。

 後藤君の将棋は、安定感がある。ついこの間まで大学生だったので、
 学生将棋特有の「負けまいとする回りくどい指し回し」が身についている。
 しかも、団体戦特有の雰囲気にも慣れがあり、周囲の状況に応じて頑張りぬくという姿勢は、当然のこととして心得ているであろう。
 本人は、もっと上の領域を目指しているのだが、まあ、そういう暗黒の力を役に立てるとすれば、今回が良い機会である。
 そうなれば、勝ち越すのも、それほど遠い目標ではない。

 我ながら、素晴らしい論理展開である。
 福島は今回も優勝を狙える。

 青森の下馬評が高いが、かの監督と刺し違える覚悟はできている。
 禁断のアイテム「純米吟醸」と「シングルモルト」は、すでに準備した。
 まあ、夜の部は任せてください。


予想者リスト
花輪正明 松本徳吉 奈良岡実 大野英一 小山田政利 大村芳男 村越孝一 吉田俊哉


 
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