1999年11月16日
和輝くんのいるソルトレイクシティの高い山には降雪があり、冬の足音がしています。移植手術から3ヶ月、退院から2ヶ月が経ちました。9月16日の退院直後は心配な状況もあり、検査入院などありましたが、最近はずっと落ち着いた様子です。和輝くんは週3回のトレ−ニング、週1回の検診に加え、家でもアパ−トの廊下や階段を歩いたり、アパ−トの周辺を散歩しています。家の中ではエネルギ−をもてあました和輝くんをおとなしくさせるという、病気になる前の光景がもどってきました。
日本の医療システムと違い、アメリカではいち早く退院し、家庭で食事制限や投薬をせねばなりません。退院当初おかあさんは、慣れないアメリカの生活に加え、食事制限のある3食と毎日のおやつに、とても頭を悩ませていました。ソ−スもケチャップもマヨネ−ズも味が違うし、日本食はこんにゃくだってとても高い!のですから。そんな悩みも時間が経つにつれ、解消してきましたが、脂肪、塩分制限のある和輝くんの食事につきあっているとおかあさんの方が疲れやすく、血圧が低く心配です。おとうさんも帰国し、おかあさん一人が和輝くんとアパ−トで暮らし、通院しています。まだ人混みに出かけたり、子供に接触することは禁じられています。おかあさんが買い物にでることも、感染症を持ちこむことになるのでなるべく控えています。それで現地のボランティアの方々にお世話になりながら、秋田に負けず寒い冬(そう、ソルトレイクシティは長野オリンピックの次の開催地です)に細心の注意をしながら和輝くんを見守ることになります。
先日、おとうさんが帰国する際に撮影した和輝くんの様子(退院の前後、10月初旬まで)がテレビで放映されました。14sの体重が20s前後にまで増えた見違える和輝くんの様子でした。このホ−ムペ−ジの「ご両親からのお礼と報告」の中にも写真がありますのでどうぞご覧ください。
この度は、私共の息子 佐藤和輝の渡米-心臓移植手術の際は色々と御尽力、
御配慮頂きまして誠に有難うございました。
新聞等で御存じとは思いますが、7月5日に渡米し45日目の8月18日にドナーの方の崇高な愛のプレゼントにより無事、移植手術を行う事が出来ました。
これもひとえに皆様からの御厚意、御善意によって行う事ができたと親子共々、心に銘じております。
心臓移植手術後、治療中の課程にて様々な壁がございましたが、その壁を乗り越え頑張っております。
9月16日には退院をしアパートから病院へ通院及びトレーニングの毎日を送っております。
移植前14kgだった体重が20kg前後まで増え、細かった手足も体重が増えたことにより太くなってきており毎日のトレーニングにて車椅子なしで歩けるようにもなりました。
現在、お母さんと和輝と二人でユタ州ソルトレイクシティーにて細心の注意を払いながら生活をしております。
これからも皆様からの御厚意、御善意を無にしないよう親子共々努力してまいりますので、御指導、御協力、宜しくお願い致します。
本来ならば、直接皆様方にお伺いして御礼を述べるべきと存じますがどうか、書面での御礼と報告にて御了承下さいます様お願い申し上げます。
状況が変わり次第、連絡いたします。