8月31日(月)晴れ

さあー!8月最後の日、今月やり残した事ありますか〜?
仕事の帰り、古くからの友人宅にさしかかった時、思わずウインカーを
つけてしまいました。
手術後、退院しての自宅療養を・・・ということを
仲間から、耳にしたとたん、顔だけでも、、と思い急にうかがいました。
いつもどおりの、むかしどおりのお母さんとお父さん、
息子さん(我が息子と同期)、ダンナ様、、、
見舞いに行ったのに、私を歓迎して、あれや、これや、、、
あいかわらずの賑やかさで、おいとましてきました。
(筋子の入った炊き立てご飯のおにぎり、麹のナス漬けを持たせられ)
帰り道、黒い雲のたなびく間から素晴らしい輝きの夕陽が、
見事なグラデーションを創り出していました。


8月30日(土)晴れ

9月の声を聞くようになったら、やはりそれなり、、、
涼しくなるものですね
秋の婚礼シーズン、はじまり、はじまり〜〜
(今日、明日、仙台で、大学講座、、、わたしゃ仕事でいけませーん)
この時期、花嫁衣装、とくに和装は、
涼しいとはいえ、残暑厳しい日中、ホテルといえども・・暑い
そこで、最近、人気があるのが、オーガンジーの打掛!
透ける素材です。それに、ぼかしやら、箔、染めなどをほどこす。
見た目も涼しく、軽やか、お嫁さんも楽でしょう。
下の着物(掛下)、帯(掛下帯)は、普通なんですが、
この打掛は、洋髪でも、こりゃまた に・あ・う!!


8月29日(金)小雨

11月のコンテスト、東北各地から300名ほどの
お客様が、横手市内にお泊まりになられます
その、宿泊担当になりました
これから、それぞれの先生方から申し込み、質問などが、、、、
担当としては、すべての問い合わせに
応えなければなりませんでしょう
その為の事前調査、担当者と詳しい打ち合わせ
皆々様のご希望通りには、難しいとおもいますが、
秋田に来て、少しでも満足して、良い思い出ができれば、、と
おもてなし、おもてなし・・・・


8月28日(木)雨

ビックリ、びっくり、、、「工夫」(くふう・・・こうふでは、ありません)
これは、禅語から来た日常語なんですね。
意味としては「一心に修行に励む事」なんですって。
座禅が「静の工夫」で、作務(作業、働く)が、「動の工夫」
私たちが、「工夫」って言うと、、、いろいろ考えて
良い方法を見出す事、、、かな?
私、不精ですので、できるだけ工夫して、手間暇かからないように
物事を進めたり、使ったり、、、好きみたい!
何かを達成するため心一つ、一心に励む事が、「工夫」を生み
「工夫」が、修行になってたなんて、、、これって、す・ご・い!


8月27日(水)曇り

今日は、仙台で、礼法の中間テスト。(幾つになっても、、、や〜ね〜)
内容が、年中行事、手紙、結納、そして仏事「中陰供養」など、、
それは、インドから仏教が、伝わる時、「輪廻転生」
四十九日で、人は、生まれ変わると考えられていた。
いみじくも、夜、訃報が、飛び込んできた。
昨年お世話になった、ドイツの独日協会長(ホームステイ先)の
お姉様が、ご病気で、亡くなられたとの事。
昨年うかがったときは、とても元気で、お世話してくださったのです。
さて、ドイツ・・「キリスト教」・・各地で目にした荘厳な建物を
思い出します。土地柄が、宗教が、違うと、一瞬戸惑いを覚えます。
作法が、違い、考え方ももちろん違うでしょう。
でも、遠い日本の地からでも、偲び、感謝する事は、できます。
ご冥福をお祈り申し上げます・・・アーメン・・・


8月26日(火)曇り

市町村合併・・・興味あります?
興味がなくても、かかわってしまいました。
我々、一番の関心事、それは、名前かな?
新しくなる、「市」の名前。
それぞれの地名に意味があり、愛着があり、歴史がある。
簡単に新しくなんて、できませんよね〜。
でも、これも、歴史の流れ、時の流れ、、仕方ない!
皆が、良く、、、なんてできないけど、
今までの事、これからの事、子供達に何をどのように
残してあげれば、、、それだけを考えてみようと思います。


8月25日(月)晴れ

朝、窓を開け放つと蝉の声。
残暑お見舞い申し上げます。
八月も末になり、日中の暑さにあっても、明け方の涼しさ。
吹く風の肌触りが、心地良さが違います。
「着る物」としては、今月末まで夏物、薄物、、、
九月に入ると単(ひとえ)になります。(もちろん暑くてもだよ〜)
早め、早めにするのは、洋服でも同じですが、
それが、粋で洒落た世界を持つ着物ならでは、、、
自らの装いが、周りの方々に季節感を与え、提案していくことも
とても大事ですね!
でも、浴衣しかない友人が「最後にもう一度着た―い!」と、、
行く夏を惜しみながら、、浴衣で生ビール、ワンモアチャンス!


8月24日(日)雨と晴れ

#祭りの後のさみしさは〜〜#
と、吉田拓郎が、昔歌っていたな〜と ふと思い出しました。
七夕、お盆、お祭りと私の夏は、無事終わりました。
故郷に帰ってきた友人達も無事帰りました。
最近「お祭りあねこ」と、言われているような、、、?
また、静かな日々が・・・なんて言っている暇もなく、
いよいよ、秋のコンテストに向け、ラストスパート!
受け入れ体制の調整と、出場者の大特訓!!
息を抜く暇無いゾー・・・と 言っているうちがいいのかも。
誰かの為が自分の為に、自分の為が誰かの為に、
成っているいるうちが、人生の「華」なのかも、、、
今年も「感謝」の夏が、す・ぎ・て・ゆ・く・・・


8月23日(土)曇り

今日、明日は、湯沢市の三大祭りの一つ、大名行列。
アルバイトの子供さん方の着付けを、頼まれています。
袴に裃、股引、切袴、角帯、手甲、脚半、わらじに笠、、、
なかなか普段は、手にしたり、練習したりする事がないものばかり。
毎年の事ながら、忘れていますね。
行列の大半は、各家々で、着物を着せて、送り込みます。
ご年配のお宅は、いいですが、若い方だけですと、、、
衿合わせの違い、、、、それと、縦結び!
子供達が、双輪(もろわな、りぼん結び)、片輪(かたわ)が、
キチンと結べない!!!コリャ大変。
結びの文化があるくらいの国です。器用が、売りの国です。
キチンと伝えていけるように、我々が、努力しなきゃね〜〜


8月22日(金)晴れ

久しぶりの真夏日!このまま秋?こりゃ大変!と思っていたので
ちょいと一安心。やっぱり夏は、暑くなきゃ、、、でも、
盆を過ぎているので、そんなには、続かないでしょうが、、、
春夏秋冬・・・日本の国ほど、四季がはっきりしている国は
少ないでしょう。だからこその文化。たくさんありますね。
芽吹きの新緑の春、太陽が、照り付ける夏、紅葉と散るはかなさの秋、
冬は、、、私は、ジーっとしながらも、自らを熟成させる時期と考えます。
一年の季節の変わり、同じように人の一生も変わります。
その変わりゆく、移りゆく様々に、風情と趣を感じる美学が、
日本文化の基本かな、、、なんて、ボーっとした脳で、思っちゃった!


8月21日(木)曇り

昨日、日本画家「照喜名隆充」さん(絵どうろうを描いてくれた)と
話をさせていただいた。まだ、27歳という若さなのに、
日本人の良さ、風情、よく知っているし、知ろうとしている。
私が、たまたま「着物」についてだけは、やや多く知っているため
とても真面目に謙虚に、耳を傾けてくださる。
日本の良さで話が盛り上がる。奥の深さに、皆で感動!
たまたま、息子も同席。そのような話を聞いている。
絵とか芸術とかに縁のない彼だが、
若い時には、プロ、本物を求めようとして頑張っている人達
一人でも多くのそういう方々と触れ合うことは、貴重な財産になるでしょう。
おっくうがらずに、一歩を踏み出そう。良いおまけが、付いてくるぞ〜



8月20日(水)曇り

ある研修の為、私がお客として、食事をする事に、、、
本当のお客様ではないので、簡単な食事、時間をかけて食べる。
徹底的に、和食マナー・・・一つ小鉢を持っては、箸をとり
箸を置いては、小鉢を置いて、ご飯茶碗、みそ汁、天つゆも、、、
全てそのように、、、基本にもとずいて。
そこで、分かりました。とても面倒かもしれませんが
そういう風に、ゆっくりいただくと、おなかが、一杯になり、
そう感じている自分に気づきます。
ドタバタの毎日、なかなかゆっくりとは、いかないでしょうが、
たまには、優雅にお食事タイム、身も心も癒される・・・かもよ!


8月19日(火)曇り

浴衣を着るには、涼しい日々が、続いております。
お祭りにしか着ない浴衣が、あります。
10年以上前ですが、ある呉服屋さんのお買い得コーナー。
見本用だと思いますが、40pほどの浴衣のハギレのかたまり。
ジーっと見てた私は、「浴衣ができる!」と、、、
手幅で長さを計り、一反分(12メートル)になるように買い求め、
それらをまず柄合わせ、、というか色合わせ(さまざまあったので)
端をミシンで、縫い合わせ・・・一枚の浴衣の出来上がり。
これがグー!!材料費なんと1200円!!
平面の衣服、着物。ハギレ一枚無駄にならず使える事を
着ては、生徒に教え、笑いを取っている思い出の一枚です。


8月18日(月)曇り

心配した雨も祭りの間は我慢をしてくれました。
我々のイベントも今年で最後?・・・かもしれません。
フィナーレの様子をお伝えしたいと思います。
祭りが終わり、通りに静けさが訪れた・・かなと思ったら、
阿部家の座敷に響く一本の笛の音。
絵灯篭の前では、代々伝えられた藍染めの絞りの浴衣で踊る、
おばあちゃんとお孫さん方。
店先では端縫い衣装に編笠の生徒さん方が踊りの輪。
幻想的な世界をかもし出してくれました。
築百七十年以上立っている日本家屋での無料ギャラリー。
それぞれの人々の心意気が感じられ、愛情溢れるイベントになりました。
多くの方々に、感謝感謝の三日間でした。


8月17日(日)曇り

本日は西音馬内盆踊り二日目。
ギャラリーとして使わせて頂いている阿部家の家族が集合。
本来のお盆の姿、久しぶりの友人達との再会。良いものですね。
ギャラリーは相変わらずの大盛況。
三谷綾子さんの花と生物の優しい絵が好評。
高橋洋子さんの繊細ながら大胆な、陶器・花器。
吉川優さんの胡粉を膠で溶いて紙や布に描いた軸絵。
初めて見ましたが、着物に携わるものとして、強く心引かれました。
昨年に引き続き、照喜名さんの絵灯篭、儚さと大胆さの灯り芸術。
ご本人の説明に多くの方々が感動を覚えました。
明日もみんなでエイ、エイ、オー!


8月16日(土)晴れ

昨日は湯沢市の成人式。
夜中遅くまで飲食店年街は賑わったことでしょう。
そういう私の息子も成人式に参加した一人です。
息子の部屋に友人達が集合して文化会館に向かいました。
それぞれ違う進路で一年半過ごしたわけですが、
体型、雰囲気、格好(スーツを着ると特に)
高校時代とはまるで違って一回り大きくなったように感じました。
やはり親元を離れて一人暮し、自活をするということが
人間的成長を促すのでしょうか。
(細かいところで我が息子の成長も目を見張るものがありました、感激!)
日本の将来は、君達にかかっているんだ!ガンバガンバ!


8月15日(金)小雨

すごい!すごい!・・・何がすごいって、
なあんにも、ない部屋が、絵画を一枚ずつ、
陶芸品一個ずつ、その部屋に置いて、飾り始めると
命が、息づいてくるように、鼓動し始める。
寂しかった漆喰の壁も、軸装された絵、掛け軸を掛け始めると、
今までそこにあったかのように、馴染んでしまう。
本物の日本家屋、器が大きいわー!
歴史と言う重みは、言葉で表せない風情をかもしだす。
本物と本物・・・なぜか、ぶつかり合わず、
お互いをたかめあう、、、こうした事を体感した一日でした。
感動に、乾杯。友人達に、感謝!!!


8月14日(木)曇り

友、遠方より来たる。
お盆で里帰りに来た友達が、次々と顔を出してくれた。
懐かしさと、お互いの近況を報告しあう一日となる。
それにしても、年月の経つのは早いもので
(私の息子も明日成人式を迎える)
本人は高校時代となんら変わってないように思うが、
周りのもの達の成長は目を見張るものがある。
高校時代には今の自分を想像できただろうか。
私を含めたほとんどの人が、予想外の人生を歩んでいるのではないだろうか。
ま、人生はこんなもの。だから楽しい、ケセラセラ……


8月13日(水)晴れ

お墓参り、行きました?盂蘭盆会(うらぼんえ)、お盆です。
故郷を離れてばらばらに暮らしている兄弟姉妹が、
この期間には昔ながらに一つ屋根の下に暮らし、
両親の無事を喜び息災を祝う生見玉の行事。
一堂に集まった子孫の元気な姿を先祖や新亡の霊に披露し、
安心していただき、その霊を供養して生ける者と死せる者が
一つに溶け合って、永久の命のふれあいの場とするものです。
そして、両親ご先祖様を思い出して感謝する。
それがお盆の意味でしょうか・・・?
お墓には胡瓜の馬、茄子の牛等の乗り物を飾り、
これに乗って霊が帰ってくると言われております。


8月12日(火)晴れ

満月・・ま・ん・げ・つ・・・いとうつくしや・・・
夜空、見ました?明るい夜です。キーンとした空に、、、
夏、真っ盛りなんですが、涼しい風、、月の明るさが、
初秋を感じさせてくれる。
竹取物語のかぐや姫は、こんな夜に、月に帰ったのかな〜
我々日本人は、月を見るとき、ウサギが、杵と臼での餅つき、と。
ところが、西洋の方では、白い部分で、帽子をかぶった貴婦人。
同じ月でも、見る観点が違うと、こうも違う、、、面白いですね!
どっちにしろ、月の満ちかけと、生活のリズム、
切っても切れない関係が、人が、存在した時からあったことは
確かでしょうね・・・(それにしても き・れ・い・・・)


8月11日(月)曇り

夕方TVを付けると、(教育TV)子供番組、普通は、すぐ変えるのだが
それがなんと「にほんごであそぼ」・・・
「英語であそぼ」は、知っていますが(これは、私程度に、GOOD)
内容が、あいうえお、、を教えるというより、
古典的言葉、遊びながら、耳に入れよう、、という感じ
「じゅげむ」踊りながら、、唱える?(昔は、落語で聞いたねー)
狂言師と一緒に、「ややこしやー」と、狂言振りつけで、、、
宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ、、、」
詩を全部子供たちが読み上げる、、、(モンペ着物の格好で)
思わず、じっと見入ってしまった。ちょっと前は、こんな番組あった?
温故知新・・・英語、国際化も大事だけれど、自分たちの言葉、文化
もう少し、子供達に、積極的に伝えなければ、、という表れかな?


8月10日(日)晴れ

ある企業の改革の様子をカメラが、追っていた。
製造関係の工場、そこに外部から指導者が入る。
今まで精一杯やっていると、自負する会社側。
それに対して、無駄が、多すぎると指摘。
いろいろ、ケンケン、ガクガク、、、、
でも、最終的には、指摘された事をやって実際売り上げ向上!
まず、何をやったか?なんと、整理、整頓、清掃!!!
私は、ビックリ!仕事をする上で、これはアタリマエ。
ものが、片付いていないと、仕事が、はかどる訳はないし、
今、どういう状態なのか、把握できないですよね。
要は、その事が、とても大事な要素の一つだと思える
社員の意識改革が、人材育成が、一番と言う事かな??


8月9日(土)台風雨

先日、私の好きな言葉の一つ
「竹に上下の節あり」差別ではなく、区別、、、
自分の持分を、精一杯頑張る,,と、話しましたが、
これには、対句があるので、ひ・と・こ・と・・・
「松に古今の色無し」松の緑は、365日、一年中、そして何年も
同じ色で、周りの者を楽しませてくれるでししょう?
ずーっと、変わることなく、誰に対しても、、、すごいでしょ〜?
私達、生きていれば、それぞれの違った立場があり、
それによって、動きも変わるし、変えなきゃ、、、
でも、別の意味で人に対しては、いつも変わることのない心意気で
平常心で、相対しましょう、、、と、言う事かな?
ーーーこれが、なかなか、ムズカシイ、、、ネ!−−−


8月8日(金)曇り

おかげさまで、七夕のイベント、無事終える事ができました。
浴衣を着て、そぞろ歩きをしてくれた方々、ありがとう
遠くから来てくれた、観光客の皆様、ありがとう
(昨年、西馬音内に来てくれて、七夕を紹介したら、
本当に、湯沢に来て、声をかけてくださった郡山のマダム達にも)
関西の写真クラブ(20名ほど)の方々、生徒モデルで、ありがとう
湯沢市観光課&一般写真家の方々、
これも生徒モデルでありがとう
(湯沢らしい、やさしい、ほのぼの写真、撮れたかな?)
それらに応えてくれた、モデルの生徒さん方、ありがとう
その間、無料着付けコーナー、人手不足なのに、
頑張って、手伝ってくれた生徒さん、ありがとう
最後に、西馬音内の端縫い衣装を着て、踊ってくれた生徒さん
(アンコールにも、応えて)本当に、ありがとう
会場「とみや」様、灯り「最上電気」様、ありがとうございました


8月7日(木)晴れ

今日、知り合いから、「安全」というテーマを、預けられた。
あ・ん・ぜ・ん??礼法と安全・・・どうつながる?
いろいろ考えたら、一つの言葉が、浮かびました。
「おかげさまで、何事も 粗相(そそう)なく、、、」
私の大好きな言葉の一つです。
そうです、安全、安心、、、これは、礼法の根底にあるものです。
相手をおもてなしする時、贈り物を渡す時、大事な物を手にする時
すべて相手の事を思い、相手に風を送らず、空気を乱さず、
そういう理念をテーマに、すべての動きが、考えられています。
持ち上げるとき、片手、片手と、シッカリ体勢を整えてから、体を起こす。
渡す時、離す時、片手、片手と、、、息使いと共に、、、
動作は、安全に!、、人生は?、、キチンと生きたいワ〜〜〜(望)


8月6日(水)晴れ

本当の真夏日が、やって参りました。
おかげさまで、着付けコーナー、大繁盛!
生徒から借りた「端縫い衣装」大人気!人形「愛子さん」大人気!
毎年、やっていますと、だんだん左前合わせの、子供、お母さん
多くなってきています。子供に、母が、逆の手に、なるんですねー
洋服は、男女が、逆だから、着物も逆だろう、、、という方も、、、
着物は、お・な・じ・・・・”右前に” ”右から手がはいる”
ちなみに、あの世に旅立つ方の、装束は、この世とあの世は、
全て逆の世界と考えられています。これも陽と陰・・・
着物の合わせ方、紐の結び方、、、、
あっ!皆さん「左前」左が、前、、、と。左が、手前、体側の事なんですヨ!
ついでの一言「商売がうまくなく、、、店が、左前に」ナラナイヨウニ・・・


8月5日(火)晴れ

いよいよ、七夕祭り・・晴れて、よかったーーー。
浴衣無料着付け・・・始まりました。最近、若い子が、
着物を、着てくれて、大変嬉しく思っています。
同じ、着るのなら、早く、楽に着たいと思うのでは、、、
上前、下前を、間違わず、腰紐、胸紐と紐2本、半幅帯で、十分。
あとは、タオルとか、下駄とか、かわいい小物達。
挑戦してみませんか?一人で着付ける、、、マイオリジナルファッション!
勿論、このイベントは、着せてさしあげますが、
着方を尋ねてもO.K.よ!!


8月4日(月)晴れ

やっと夏らしい暑さ、浴衣でも、汗ばむ陽気になりました。
今日は、何の日だと思います?8−4・・・は・し・・・お箸の日!!
すごいですね!!? 日本人ほど潔癖な民族は、いない、、と
言われていますが、その最たる物の一つが、お箸。
直接、口に入る食べ物、自分の手すら嫌い、箸を用いる。
家族ですら、一人、一人別々のお箸を使う、
直箸を嫌い、皆で頂くものには、取箸を用意する。
刺箸、寄箸,ねぶり箸、渡し箸、涙箸、箸渡し、、、云々
これらは、やってはいけない箸の使い方。マナー違反よー!
使い捨てで、いろいろご批判を受けている、割り箸も、
このような日本人気質が、もたらし、発達した由縁でしょうね!
”お箸を正しく使って、美味しいご飯を 食べましょう”


8月3日(日)晴れ

西馬音内の盆踊りを前に虫干しを兼ねた、衣装展が、行われた。
私も、初めて、見学する機会に、恵まれた。
と、いうのも、、、「古布」をテーマにした本を出版する予定の
編集者の方々との同行である。
数十件の家々が、自分の家に保存している踊り衣装を、
それぞれ工夫を凝らし、観光客に、お見せしている。
さらに、お茶、お菓子などで、おもてなしをして下さる。
どこのお宅でも、質問に心良く答えてくれ、撮影も心良く、、、
ほんとうの「おもてなしの心」が、そこには見られた。
16日からの盆踊りでは、味わう事のできないゆったりとした時間。
歴史の重みを感じさせる、布の数々、文化を守ろうとしている
人々の心意気が、爽やかな夏風と共に、体を吹き抜けた一日でした。


8月2日(土)晴れ

「きもの、いきもの」という言葉をドラマで言っていた。
本当に、その通り!着物は、衣桁にかかっていても
静かに見ていても、そこに物語がある。
私が、20数年前、黒留袖をもとめるとき、
部屋に、三日三晩、掛けて眺めて、本当にこれで、、、と
納得するまで、その「湖」と名づけられた風景画を見ていました。
(今は、和ダンスに、収められておりますが、、、)
着物は、身につけると、前と後ろ柄に、振り分けられ、
動きと共に、その表情が、変化します。
それが、、、また、、お・も・し・ろ・い!!!


8月1日(金)晴れ

8月に、なりました。実は、きょうは、父の命日なのです。
仏前に、お膳を、、、蝋燭に、火をつけ、、般若心経、、
仏具「五具足」・・・向かって左から、花、蝋燭、線香、蝋燭、花を、
または、「三具足」花、線香、蝋燭・・・と、並びます。
鈴、木魚は、お経のテンポを助ける物のよう、、、
その後、お墓参り。盆が、近づいているので、お掃除を、、、
親がいて、子供が生まれ、その子が、大きくなり、又子供を、、、
歳を重ね、天寿を全うして、家族が一人、また一人と
あちらの世界に、移り住みます。寂しいけれど、向こうで、
家族の再構築、、、なあーんか不思議な気持ち。