5月31日(土)雨

湯沢市の日独協会の主催で、ドイツ大使館の通訳の方の
「季節感溢れる食べ物について」の講演が、ありました。
昨年の懐かしさもてつだって、聞いてまいりました。
お若い方でしたが、春には春の、夏には夏の、、、
それぞれを思い出す、白アスパラ、ホットワイン、たまねぎピザ、、
彼女なりのお話をしていただきました。
四季のはっきりしている日本には、そのような食べ物は、
いっぱいあったかと、、、でも、ふと気がつくといつも店先には、
同じようなものが、、、便利で有り難いとは、思うんです、、が、、、
自分なりで 良いと思います、それぞれの四季。
思い出して見て下さい。(たしかに母の愛が、感じられるかも)


5月30日(金)晴れ風強し

今月も残り少なくなりました、、、衣替えですね。
そう言えば、きのう29日は5.2.9(ごふく)の日でした。
たぶん、着物屋さん方の日でしょうが、、、
日本の衣服、和服、着物,呉服、、、いろいろな呼び名。
着るものだから、着物(私達長い事着物民族でした、、)
和服というのは、明治に入り、海外から着物とはべつの衣服が、入ってきたのね、、その衣服を西洋からの着るものとして、、洋服と呼び今までの着るものを、、、日本、大和、、、和服
と、使い分けたようですよ。いまでは、洋服が主流に、、、
時代の流れには、逆らえません!使い分けが、できるように、、
し・よっ!


5月29日(木)晴れ

「棟方志功」生誕百年記念の展覧会をみました。
やはり”すごい”の ひ・と・こ・と
私達が知っている作品が、生まれてくる前の、
油絵や、洋風の版画、デッサン画、、、、など、
画家としての流れを垣間見たような、作品の数々でした。
凄い数で、版木などもあり、そうそう着物と帯も、、、
帯は型押しですが、着物は、直接の手書き、墨と色挿し。
多分あれは、勿体無くて、着られる事は無いでしょう。
人は、何かをつきつめていこうとすると、すごい力、神業?が、、、
そして根底には、やはりその人の生まれ、育ちの元風景が、
現れるのかな?、、『ねぶた』『雪国』...そして『母』


5月28日(水)晴れ

今日は、表書きと「水引」・・・これも日本独特なもの。
中身(たいてい現金、、)を大事に包み、大事な方へ、
送る(贈答儀礼)。お金は、そのままじゃね、、、
半紙で包む。吉と凶では、すべて逆に折り込みます。
熨斗袋も作ってみましょう。
お金を中に、吉は、1、左から2右を、、、
凶は、1、右から2、左を そして上下を折りますが、
これも吉は、1、上2、下、、、凶は1、下2、上、、、と
重なりが、違います。それに「水引」これも結んでみます。
表書き、、つまり用途によって、結び方を変えるんです。
二度あっては欲しくないもの、、結びきり
そうでないのは、片結び、双輪などほどける結び、、です。


5月27日(火)晴れ

昨日夕方、ものすごい地震、宮城M6、湯沢M4のよう、、、
ビックリしました、、の、一言。
揺れが長く、玄関に置いてある小さな鏡が、倒れる音が
一番ビックリ。佐藤家被害総額・・500円?片付け手間が、プラス、、、
人間だって年を取ると、アチコチバランス悪くなり、
自ら調整を、とろうとします。地球も同じ、、と。
地理的には、解らないのですが、海と大陸、山や川、森林、、
自然の他に、多くの生物、更に我々人間(それがやっかい)
本当に、いろいろなもの、人を抱えています。
地球だって、肩がこったり、疲れが溜まるかも?
たまには、体のバランスをとるため、首を回すように、
整体をするように、自らバランスをとろうとしているのかな???


5月26日(月)晴れ

昨晩、雄勝町の「オービオン」であの”秋吉敏子”さんの
JAZZピアノコンサートを堪能してきました。
もちろん、「すごい、、」の一言につきますが、、、
1956年にニューヨークに渡り、ずーっと第一線を走り続け、
殿堂入りをはたし、あのカーネギーホールでの演奏も10月予定との事。
縁あって、打ち上げでご一緒に、話をする機会に恵まれました。
とにかくパワフル、、、私の(あまり詳しくないのだが、、、)質問に、一つ、一つ丁寧に、一所懸命に答えて下さいました
その中の言葉に「私も、もうチョットは、うまくなれるかもしれないわね、、、」
   ーーーめまいが、しましたーーー
女性に年を、は、日本人の悪い習慣ということは承知の上で、、
70を3.4年越えたぐらい、ましてあの本場アメリカでの実力者。
目標に向かい、努力し、極めようとしている方の迫力に圧倒されました。


5月25日(日)曇り

「横手かまくら舘」で、詩吟の方々の会が、催されました。
そこで、詩吟と着物の着装(留袖)のコラボレーション。
”日本”つながり...で。
詩に合わせて、黒留袖に袋帯を使った二十太鼓をステージの上で
着装していくのです。皆の動き、呼吸が合い、振りも合い
詩の最後と仕上げの扇子に、手をかける絶妙なタイミング。
すばらしかったです。
ミセスの第一礼装、「黒留袖」五つ紋付、白(羽二重)比翼仕立て、裾回しも同じ生地で綺麗な柄が、描かれています。
帯は、格のある袋帯か丸帯、二十太鼓が、ベストかも、、、
帯揚げ、、帯締めも白色が、ベストかも、、、
着物の女王様かな?  さあ!!、、留袖を着たい人、、、
ーーー結婚、し・よ・う・よ・!!!?−−−


5月24日(土)晴れ

だいぶ暑くなりました、
いまは、5月、いちおう袷の季節ですが、
こう暑いとそろそろ単でも、、と思い着ております。
いちおう6月から単なのですが、地球温暖化の昨今
早めでもいいんではと思い、きものも早めに、、
洋服と同じで、早め、早めなら、、いいんじゃないかな、、、
着物を単にしたら、帯もそれなりの軽くて涼やかに、、、、
帯、帯締め、帯揚げ、涼やかな着物と帯とのバランスをみましょう。
季節感を大事にする衣服、着物ですので、
周りとの全体的な調和を考えると、い・い・か・も・・・
(衣服も言動も同じだけどね、、、、)


5月23日(金)晴れ

商工会関係で、ある会議が行われました。
秋田と岩手の交流会とでも言いましょうか、今回は、湯沢のご当地担当。
折角来ていただくのです。何かということで、会議の後の散策。
名水100選に選ばれた学校山の「力水」(中央公園、昔学校があり、)
湯沢と言えばお酒、、酒蔵見学(お土産に、買ってくれてた)
市民プラザで七夕絵灯篭と福祉コーナー、四商店街の町並み、、
湯沢で生まれ育った私が、頼まれもしないが、はとむぎバスガイド!
説明しながら、あら、湯沢も小さいけれど、今流行ではないけれど、結構まとまっていて、きれいで、なかなかいいじゃない?と
思いました。住んでいるとなんとも思わない所が、、、、ね。
西馬音内の生徒さんの盆踊り、、、やっぱりサイコ―!!!(ありがと)
自分の町を愛し、人を愛し、自然を愛し、文化を愛し、、、、
だから私は、この地を誇りに思い、来てくれたお客様に、
楽しい思い出をお土産に、、、と願います、、、の・よ・!


5月22日(木)晴れ

今日は、一日、11月に行われれるコンテストの広告協賛金の、
お願いにまわらせていただきました。主に、横手の生徒の同級生の方々です。
今日こそ、「人のご縁」の暖かさ、ありがたさに感謝した日は、ないかも、、
紹介が無ければ、会うことすらままならない方、
初めてお会いする方から、現金を頂くのであります。
もちろん私が頂くのでは、ありません、その方の信用に出したり、
着物のイベント、日本の文化に協力してくれたり、
また地元、横手の為にと、それぞれの思いのお気持ちです。
人一人の力、テリトリーは、本当に小さいものですが、
その小さな力の協力や結集は、とてつもなく大きい力になることに
感動と感謝の気持ちで一杯です、、もちろんそこには”信用”の
二文字があるということを忘れてはならないと痛感いたしました。


5月21日(水)晴れ

「やさしさ」について、考えさせられる機会に恵まれました。
男側・・・昔の男の方が、優しかった、でも優しさとは、べらべら
口で言うものでない。優しさをそう感じない
わがままな女達が増え、言葉だけに惑わされている。
女側・・・男は黙って、、なんていう時代ではない。
態度のほかに、きちんと言葉にしてくれないと、
わからないし、何が女にとってやさしさを感じる事なのかを
わからない、かってな思い込みの男達もまだ多い。
―――私の両サイドでの話(私意では、ありません、あしからず、、)
相手に対してどうしたら良いのか、どう接したら喜んでくれるのか、
礼法では、絶えずその事を考え、それを口にし、行動します。
勿論、相手を思う、愛するという事が、根底にあれば、
この問いにも、答えが見出せるのでは、、と私、じーっと、聞いておりました。


5月20日(火)晴れ

五月、皐月、さつき、、、「そろそろサツキが、はじまったなあーー」
田んぼにひたひたの水、なしろかき、そして田植え、、、
実は私の家にも、食べる米だけの、ちっちゃい田んぼが、あるんです。
父が仕事の合間(朝、夕)に、一人で自転車で、行き
一から手をかけ、米を作っていました。美味しかったですよーーー
日本人の生命力を支えてきたのは、やっぱりお米かな?
田んぼの神様は男なんだって!昔は、米が石高と言って
税金、その藩の財政と関わっていたぐらいだから、田植えは、大事な事
神聖な行事として行われていたのね。
その村のけがれのない娘達(早乙女)が、1か所に集まり忌み篭りをして
田植えをしたぐらいだから、、、「ご飯粒は、一粒も残さず食べろ」と父の遺言・・?


5月19日(月)春雷なのに晴れ

「手洗いとうがい」今、話題となっているウイルスへの一番の対策が、これ、、だそうだ。そういえば、日本人ほど、きれい好きは、ないかも?
帰宅したら、食事前、、、そして神社仏閣のお参りの前、、、
手水社の作法もあるくらいだし、、、それでは、、、
まず、ハンカチを出してから(あとにすると、濡れてしまう)
右手で柄杓を持ち左手、持ち替え右手を洗う・・・いや、清める。
また持ち替え左手に水をため、口をすすぐ・・・清める。
その左手をもう一度清め、柄杓を両手で立てる。すると、、、
残った水が流れ、柄(え)が、清められる。
ちなみに、柄杓は、伏せて置いてね!、、、なんと神聖で合理的。
昔から、洗うと言う行為と効果だけではなく、
心と身を清める、そして事に挑む姿勢があったんですね。
その場所のほとんどに”浄心”と書かれているのも、その意味でしょうか?


5月18日(日)晴れ

♪夏も近づく八十八夜、野にも山にも若葉が茂る
あれに見えるは茶摘みじゃないか?茜襷に柘の傘♪
朝、静岡の茶摘の風景をバックに、この歌が流れていた。
訳ありで、静岡に感心がある私は、見入ってしまった。
ちなみに八十八夜とは、立春から数えてで、5月2日ごろ、、、
暖かい静岡では、そのあたりに、お茶の新芽が、出て
茶摘が、始まるんですね。茶畑の新緑が、見事です。
ここで、美味しいお茶の入れ方講座(ちゃちゃ〜〜ん)
急須にお湯を、その湯をお茶碗に(数全部に)ここで、湯の量が計れる
急須に茶葉を、種類により温度調整、(煎茶はぬるめ、番茶は熱め)
湯を入れて一呼吸、その間茶碗の湯をすてる。
出す量の半分ぐらいずつ注ぎ、最後から注ぎ返し始めの茶碗で最後の一滴を、、
あ〜〜新茶は、うまい!新しい息吹きが体に、吹き込まれる・・・


5月17日(土)雨のち晴れ

仕事がら、あるキリスト教の牧師さんのお話を聞く機会に恵まれました。
「イマジン」・・あのビートルズのジョンレノンの詩から、
これから夫婦となるお二人に、捧げる言葉です。
イメージをしなさい、どんな二人に、どんな夫婦になりたいのか、、、そして、ありのままの自分、ありのままの相手を
受け入れなさい、そして自分と同じように愛しなさい、、、
私は、典型的日本人なので・・仏教でも、キリスト教でも、
良い事、良いところは、感心、納得してしまいます。
結婚だけではなく、どんな自分になりたいのか、イメージする事。
とても大事です。そうでなければ、いまの世の中、なあーんでもあり、、、
まわりに振りまわされ、見失ってしまう事、ありませんか?、、トリアエズ
今日の私は、、、アーメン!


5月16日(金)曇りと小雨

先日のお茶会に、おまけがついて、ある企画に応募するとの事。
私に、展示した着物についての、講釈を、、との事。
そこで色について、私なりに調べてみました。
黄色・・・”うこん”というしょうがのような根で染めた地色
浅黄色ともいう、他に梔子(くちなし)、山吹色などがある
辻が花・・・幻の染めと言われ、絞り染めと手書友禅などが、
組み合わせられた着物、今回の物は、辻が花模様を
薄墨で、描かれている
・・・この色は、禁色といわれ、庶民は、使う事が出来なかった。
染めるには、高価すぎるためのようでした。
平安時代には、「ゆかり色」とも言われ、縁、、ゆかりのある人々にも情をもって
接しなければならない、と上位の人々には、言われていたそうな。
昔人の色へのこだわり、そして和名の風情、、、又一つ感動を覚えました。


5月15日(木)曇りONT>

奥羽本線、湯沢駅(よく、新潟の越後湯沢と間違われますが、、)
明治38年に、開通したとの事、その駅の敷地内に竜神様が、祭られています。
70年近く前から、駅、保線区、その周辺の地域の人々を守っています。なんでも、その頃、疫病がはやり、水が悪いのでは、、、という人々が、祠(ほこら)をつくり、祭ったのが、始まりのよう、、らしい、、
実は、私が生まれる前から、父が、世話役の一人で子供の頃は、
かなり大掛かりな祭り(宴会の要素が、大きかったが、、、)で、楽しみの一つ。
父が亡くなってから、母が、そして今は,私が、、、玉串奉奠!
作法を一つ・・榊を一礼で頂き案(棚)の前には、2〜3歩膝で進む。時計周りで、根元を向こうに、膝で下がり座礼で、拝礼。2礼2拍手1礼。
ここ何年も、これと言った事故が無いのは、守り神のおかげ、、、かな?


5月14日(水)晴れ

沖縄が、梅雨入り宣言をしたそうな、、
ついこの間まで、ストーブを付けていた秋田なのに、、、
でも今日は、真夏日という温度を示していました。
教室も今年初めて、クーラーを付けてしまいました。
四季が、はっきりしているわが国、日本。高温多湿と言われています。
着物なんて、合わないのでは?と思いませんか?
衣替えという生活の知恵が、あります。
5月まで袷(裏が付いている)、6月は、単(裏がない)、7、8月は、薄物、透物、
と、気温にあった着物を着るという、取り決めができました。
機能の面から一つ、”身八つ口”脇が、開いているんですよ。
風を着る衣服と誰かが、言っていました。す・て・き・でしょ?


5月13日(火)晴れ

友人宅で、ちょっと趣が、変わった”茶会”(お茶ッコのみ)をもようした。
テーマは、平安時代の雅な中にも、遊び心を盛り込んだ、
蝶と戯れる白拍子の女達、、、?悠久の時を感じて、、、
それを現代のモダン茶会として、表現した「おもてなし」
〜〜〜解るような?解らないような?、、、
テラスの床の間に、踊り扇と、鮮やかな赤紫の胡蝶蘭。
衣桁には、黄色地に黒い線で、辻が花模様の着物、貝紫が、所々に、、、、
とどめは、御菓子・・・なんとケーキ、チョコスポンジに、生クリーム、
紫いもと、カボチャ(黄色)でモンブラン風、、(めっちゃ、おいしい)勿論、手作り!
借景の欅(けやき)の緑が、目に眩しく、疲れた体に、風を通してくれました。
おもてなしの心・・・十分伝わりましたよ、、、ご馳走様でした。


5月12日(月)曇り

夕暮れ時、西馬音内に続く農道を、車を走らせていました。
あれっ?何かいつもと違う・・・と感じました。目には、いつもの田園風景、、と
思いきや、、そう、ちがうのです。雪が解け、あらわになった土だけの田んぼ。
そこに、水が入り、建物、家の明かり、山の稜線、空の雲、、、等が、
田んぼ池?に映りキラキラしているのでした。
きれいですよ〜〜〜。田植え前の一瞬の水面の造形。
いつもの風景が、倍以上に、楽しめ、感動します。
農耕民族と言われている大和民族。我々にとって、”米”という物は、
食べ物と言うだけではなく、稲霊が、宿っていると信じられていました。
今こうして元気に働いていられるのも、父の心が込められていた米のおかげかな?


5月11日(日)晴れ

子供の日が、終わったらすぐ、母の日。
なんかとってつけた感じもしないではないのですが、、、
私自身も母で、私の母は、一昨年亡くなり、母の母は、40年以上前に、、、
すごいことですね――、人から人が生まれ、分離して一人の人間になる。
生物学的には、解らないのですが、私は、自分の子供は、
自分の細胞のひとつ、ひとつが、分裂し、新しく組みたてられ(おなかの中で)
そして、肉体的にも分離していくのが、出産のような気が、していました。
母から母へ、人から人へ同じものと同時に、まったく異質なものが、生まれる。
人間を創り出す偉大さとそれに伴う大きな責任、
はんぱじゃーなれないねーーー、母親って!おかあさーーん。


5月10日(土)晴れ

今FMゆうとぴあで、「どんな方をすてきだなあ〜」と思いますか?
と、質問がありました。そうですね、居るだけで存在感があり、
もちろん話はしないで、、、(寡黙)品があり、、、(品性)
その場で、浮かないそんざいの女性、、、と答えました。
たしかこれは、40代になったらこうなりたいという、わたしの目標。
あーあ、なれないまま50代に突入、、、!
まあ、人生長い長い、更なる努力をしよーーーーっと!?


5月9日(金)晴れ

カレンダーをめくる。今日は、ごがつここのか、、ごーきゅー、ごーくー、、
ご苦労さん!皆さん、今日は、ご苦労さん、、と思っちゃいました。
お互いに、声を掛け合い、慰労し会う言葉だよね。
ところで、ご苦労様、と、お疲れ様。どう使い分けてる?
会社なんかで、なんとなく使っているところが、ほとんどかなーーー
礼法的には、上司から部下へは、「ご苦労様」と声をかけてもOKですが、(もちろん、お疲れさんでも、いいんじゃないの?)
目下から、目上には、「お疲れ様です、、、」が、モアベターかな?
殿様も言っているではないか、「ご苦労であった、、」ってか?


5月8日(木)雨から晴れへ

先日プロジェクトXを見た。
ハレー彗星に、ロケットを飛ばし、観察するという男達の壮大な浪漫。その目的が、達成されるまでの数々の困難に立ち向かう大勢の技術者達。
国の方針が変わったり、台風で施設が壊れたり、不可能に近い事にいどんだり、、、
でも、誰一人諦めず、一つの目標に果敢に挑む大勢の人々が、、、、いた。
今、高校を出ても就職できない子供達がいる。
そして、仕事についても、1〜2ヶ月で、離れてしまう人が、一割以上いるという現実。
多くの理由が、この仕事に付きたい訳では、なかった、、、と。
仕事、職人、匠、天職、生業、、、働くと言う事は何だろう、、?
生きる事?生きがいになる事?目的を持つ事?
どう生きていったら、自分らしく人生をまっとうできるのか、考えてしまった。ただ、一つ言えるのは、目的に向かって努力を惜しまない人々は、皆、、、いい顔をしていると、、、、感じた!


5月7日(水)晴れ

連休中に、夏になったような暖かさというより、暑さ。
我が家(小さいながら)も夏模様の室礼。
とは言っても、カーテンを変え、すだれを掛けるだけ。
京都の町屋など古いお宅は、戸障子など、夏用に替えたりして...
高温多湿の日本の風土に、あうように、土間、ひさし、縁側、、、
日本家屋は、冷暖房がなくても合理的にも、視覚的にも、
昔から、いろいろな工夫をして、もちろん手間暇もかかりますが、
季節を楽しんでいたんですね。
ほんとうに、畳の感触は、最高です。そして、和室ほど、柔軟性を持ち、住む人の都合に会わせてくれる部屋は、ないんでは、、、としみじみ考えます。


5月6日(火)晴れ・・立夏

私の背に、大きい真っ赤な夕日が差し込んでいます。
ほんとうに夏の日の夕方の日差し、、(2階は、あつ―い!)
朝日と夕陽、どちらが、おすき?・・私は、、、、どちらも大好き。
朝日より遅く目覚める私は、まずお天道様にご挨拶。
「今日も一日皆元気で、過ごせますように・・・」
仕事帰りの車に、、台所に挿し込む夕陽には、
「今日も一日、おかげさまで無事すごせました」
と、なんだかんだ言って、お日様大好き人間でした。


5月5日(月)晴れ

今日は、言わずと知れた「子供の日」礼法的には、「端午の節句」
五節句の一つ。もともとは、子供の成長を祝う行事。
端は、はじとか始めという意味。午は、うま年のうま、
うま、は、気性が激しいとか、荒いとか言うんですね。
午の月の最初の午の日、更に午は、ご=五、、、、それで5月5日、、、
なんとなく、つながりました?荒い午の重なりを男の子元気さに、掛けたみたい。
鯉のぼりは、もともと幟(のぼり、旗)に、鯉の絵を書いていたのが、
そのものの形に、なったのね。鯉の滝登りと言うぐらいで、勇ましさ、生命力の象徴。
思い出すのは、菖蒲の葉をお風呂に入れて、からだを洗うと健康に、、って。
菖蒲、勝負、尚武、、、日本人って、掛詞が、すきね!ゆえに男の子の祭り?
最近は、なんとなく女の子のほうが、????
ちなみに、私は、午年、でも、、、物静か!、、(でしょう?)丙午では、アリマセン。


5月4日(日)晴れ

仕事の帰りに、月を見ました。
今日は、これ以上細くはなれないというぐらい、華奢なお月様。
暗くなる前の、そうですね、、蒼い?群青色の空。
夕方から夜にかけての、ちゅうとはんぱな空に輝いていました。
こんな月は、土手の桜堤防からか、もっと川上の周りが暗く、
一本だけ離れた所で、頑張って咲いている桜の枝越しに、見るのが最高!
春おぼろげな夜風に吹かれてね・・・・
満開の桜もいいけど、葉桜のものの哀れさ、、、
満月の輝きもいいけれど、三日月のひかえめも、、、、
んーーーー!たまりませんわ・・・・・


5月3日(土)晴れ

いろいろな国の方々が、京都観光をしている番組を見ました。
日本人の私でも、高校の修学旅行だけなのね。(行きたいなあ〜)
ガイドの方が、英語で説明してくれるのです。
勿論、私は字幕で理解なのですが、、外国の方でなければ
質問しないような事ばかり、でもとてもわかりやすい説明。
日本人の私が、「へえーー」と驚き、感心する事ばかり。
まだまだ知らない事ばかり、、、日本の歴史の多く、作法の多くを京都と言う街が持つ。
それにしても、一番感心したのは、、、”八坂神社”で何をお祈りしました?
と言う問いに、ほとんどの外国の旅行客の答えが、
「ピース、世界平和を祈りました」との答え。んーーまいった!
我々日本人は、、、、貴方なら、、、何を祈ります?


5月2日(金)晴れ

昨日1日は、"扇"の日なのね..(毎日、何かの日だけどね..)
扇の歴史もとても長いんだけど、今は誰が使っているかな?
身近では、花嫁!持つのは金と裏が銀のもの。
金色が邪気から身を守ると、言われているのね。
そう、茶道の方々..扇子は、相手と自分との結界を意味するとの事。
畳の縁も同じような意味だけど...
お辞儀をするとき、膝前に置き(要が右)その手前で手を付き頭を下げる
相手に対して、へりくだる意味かな...
作法の小物使いも、いろんな意味が込められているんですね・・・


5月1日(木)晴れ

自然に親しむ日本人は、自然の木々、花々、空、雲、月、水、 風、、、、目に見えるものも、肌で感じるものも、自然のすべてを 取り入れて、調和しながら生活してきました。 着物の柄などは、 そのまんまです。花鳥風月、季節感をとても大事にしています。
寒いから着る、暑いから脱ぐ、、まあ衣服としたらこれでいいのですが、、、
勿論、夏は、絽や紗という薄物、冬は、袷で暖かくという素材の工夫をこらしていますが、染めとか織、そして柄付け、、、季節との調和が大切!
和服というおなじ形をいているからこその、文化だと思います。
風薫る5月、秋田の遅い春、この頃が着物が着やすいかも?
紬や絣に、半幅帯でもキリリと結び、お散歩、お散歩・・・・・