湯沢市の日独協会の主催で、ドイツ大使館の通訳の方の 「季節感溢れる食べ物について」の講演が、ありました。 昨年の懐かしさもてつだって、聞いてまいりました。 お若い方でしたが、春には春の、夏には夏の、、、 それぞれを思い出す、白アスパラ、ホットワイン、たまねぎピザ、、 彼女なりのお話をしていただきました。 四季のはっきりしている日本には、そのような食べ物は、 いっぱいあったかと、、、でも、ふと気がつくといつも店先には、 同じようなものが、、、便利で有り難いとは、思うんです、、が、、、 自分なりで 良いと思います、それぞれの四季。 思い出して見て下さい。(たしかに母の愛が、感じられるかも) |
||
今月も残り少なくなりました、、、衣替えですね。 そう言えば、きのう29日は5.2.9(ごふく)の日でした。 たぶん、着物屋さん方の日でしょうが、、、 日本の衣服、和服、着物,呉服、、、いろいろな呼び名。 着るものだから、着物(私達長い事着物民族でした、、) 和服というのは、明治に入り、海外から着物とはべつの衣服が、入ってきたのね、、その衣服を西洋からの着るものとして、、洋服と呼び今までの着るものを、、、日本、大和、、、和服 と、使い分けたようですよ。いまでは、洋服が主流に、、、 時代の流れには、逆らえません!使い分けが、できるように、、 し・よっ! |
||
「棟方志功」生誕百年記念の展覧会をみました。 やはり”すごい”の ひ・と・こ・と 私達が知っている作品が、生まれてくる前の、 油絵や、洋風の版画、デッサン画、、、、など、 画家としての流れを垣間見たような、作品の数々でした。 凄い数で、版木などもあり、そうそう着物と帯も、、、 帯は型押しですが、着物は、直接の手書き、墨と色挿し。 多分あれは、勿体無くて、着られる事は無いでしょう。 人は、何かをつきつめていこうとすると、すごい力、神業?が、、、 そして根底には、やはりその人の生まれ、育ちの元風景が、 現れるのかな?、、『ねぶた』『雪国』...そして『母』 |
||
今日は、表書きと「水引」・・・これも日本独特なもの。 中身(たいてい現金、、)を大事に包み、大事な方へ、 送る(贈答儀礼)。お金は、そのままじゃね、、、 半紙で包む。吉と凶では、すべて逆に折り込みます。 熨斗袋も作ってみましょう。 お金を中に、吉は、1、左から2右を、、、 凶は、1、右から2、左を そして上下を折りますが、 これも吉は、1、上2、下、、、凶は1、下2、上、、、と 重なりが、違います。それに「水引」これも結んでみます。 表書き、、つまり用途によって、結び方を変えるんです。 二度あっては欲しくないもの、、結びきり そうでないのは、片結び、双輪などほどける結び、、です。 |
||
昨日夕方、ものすごい地震、宮城M6、湯沢M4のよう、、、 ビックリしました、、の、一言。 揺れが長く、玄関に置いてある小さな鏡が、倒れる音が 一番ビックリ。佐藤家被害総額・・500円?片付け手間が、プラス、、、 人間だって年を取ると、アチコチバランス悪くなり、 自ら調整を、とろうとします。地球も同じ、、と。 地理的には、解らないのですが、海と大陸、山や川、森林、、 自然の他に、多くの生物、更に我々人間(それがやっかい) 本当に、いろいろなもの、人を抱えています。 地球だって、肩がこったり、疲れが溜まるかも? たまには、体のバランスをとるため、首を回すように、 整体をするように、自らバランスをとろうとしているのかな??? |
||
昨晩、雄勝町の「オービオン」であの”秋吉敏子”さんの JAZZピアノコンサートを堪能してきました。 もちろん、「すごい、、」の一言につきますが、、、 1956年にニューヨークに渡り、ずーっと第一線を走り続け、 殿堂入りをはたし、あのカーネギーホールでの演奏も10月予定との事。 縁あって、打ち上げでご一緒に、話をする機会に恵まれました。 とにかくパワフル、、、私の(あまり詳しくないのだが、、、)質問に、一つ、一つ丁寧に、一所懸命に答えて下さいました その中の言葉に「私も、もうチョットは、うまくなれるかもしれないわね、、、」 ーーーめまいが、しましたーーー 女性に年を、は、日本人の悪い習慣ということは承知の上で、、 70を3.4年越えたぐらい、ましてあの本場アメリカでの実力者。 目標に向かい、努力し、極めようとしている方の迫力に圧倒されました。 |
||
「横手かまくら舘」で、詩吟の方々の会が、催されました。 そこで、詩吟と着物の着装(留袖)のコラボレーション。 ”日本”つながり...で。 詩に合わせて、黒留袖に袋帯を使った二十太鼓をステージの上で 着装していくのです。皆の動き、呼吸が合い、振りも合い 詩の最後と仕上げの扇子に、手をかける絶妙なタイミング。 すばらしかったです。 ミセスの第一礼装、「黒留袖」五つ紋付、白(羽二重)比翼仕立て、裾回しも同じ生地で綺麗な柄が、描かれています。 帯は、格のある袋帯か丸帯、二十太鼓が、ベストかも、、、 帯揚げ、、帯締めも白色が、ベストかも、、、 着物の女王様かな? さあ!!、、留袖を着たい人、、、 ーーー結婚、し・よ・う・よ・!!!?−−− |
||
だいぶ暑くなりました、 いまは、5月、いちおう袷の季節ですが、 こう暑いとそろそろ単でも、、と思い着ております。 いちおう6月から単なのですが、地球温暖化の昨今 早めでもいいんではと思い、きものも早めに、、 洋服と同じで、早め、早めなら、、いいんじゃないかな、、、 着物を単にしたら、帯もそれなりの軽くて涼やかに、、、、 帯、帯締め、帯揚げ、涼やかな着物と帯とのバランスをみましょう。 季節感を大事にする衣服、着物ですので、 周りとの全体的な調和を考えると、い・い・か・も・・・ (衣服も言動も同じだけどね、、、、) |
||
商工会関係で、ある会議が行われました。 秋田と岩手の交流会とでも言いましょうか、今回は、湯沢のご当地担当。 折角来ていただくのです。何かということで、会議の後の散策。 名水100選に選ばれた学校山の「力水」(中央公園、昔学校があり、) 湯沢と言えばお酒、、酒蔵見学(お土産に、買ってくれてた) 市民プラザで七夕絵灯篭と福祉コーナー、四商店街の町並み、、 湯沢で生まれ育った私が、頼まれもしないが、はとむぎバスガイド! 説明しながら、あら、湯沢も小さいけれど、今流行ではないけれど、結構まとまっていて、きれいで、なかなかいいじゃない?と 思いました。住んでいるとなんとも思わない所が、、、、ね。 西馬音内の生徒さんの盆踊り、、、やっぱりサイコ―!!!(ありがと) 自分の町を愛し、人を愛し、自然を愛し、文化を愛し、、、、 だから私は、この地を誇りに思い、来てくれたお客様に、 楽しい思い出をお土産に、、、と願います、、、の・よ・! |
||
今日は、一日、11月に行われれるコンテストの広告協賛金の、 お願いにまわらせていただきました。主に、横手の生徒の同級生の方々です。 今日こそ、「人のご縁」の暖かさ、ありがたさに感謝した日は、ないかも、、 紹介が無ければ、会うことすらままならない方、 初めてお会いする方から、現金を頂くのであります。 もちろん私が頂くのでは、ありません、その方の信用に出したり、 着物のイベント、日本の文化に協力してくれたり、 また地元、横手の為にと、それぞれの思いのお気持ちです。 人一人の力、テリトリーは、本当に小さいものですが、 その小さな力の協力や結集は、とてつもなく大きい力になることに 感動と感謝の気持ちで一杯です、、もちろんそこには”信用”の 二文字があるということを忘れてはならないと痛感いたしました。 |
||
「やさしさ」について、考えさせられる機会に恵まれました。 男側・・・昔の男の方が、優しかった、でも優しさとは、べらべら 口で言うものでない。優しさをそう感じない わがままな女達が増え、言葉だけに惑わされている。 女側・・・男は黙って、、なんていう時代ではない。 態度のほかに、きちんと言葉にしてくれないと、 わからないし、何が女にとってやさしさを感じる事なのかを わからない、かってな思い込みの男達もまだ多い。 ―――私の両サイドでの話(私意では、ありません、あしからず、、) 相手に対してどうしたら良いのか、どう接したら喜んでくれるのか、 礼法では、絶えずその事を考え、それを口にし、行動します。 勿論、相手を思う、愛するという事が、根底にあれば、 この問いにも、答えが見出せるのでは、、と私、じーっと、聞いておりました。 |
||
五月、皐月、さつき、、、「そろそろサツキが、はじまったなあーー」 田んぼにひたひたの水、なしろかき、そして田植え、、、 実は私の家にも、食べる米だけの、ちっちゃい田んぼが、あるんです。 父が仕事の合間(朝、夕)に、一人で自転車で、行き 一から手をかけ、米を作っていました。美味しかったですよーーー 日本人の生命力を支えてきたのは、やっぱりお米かな? 田んぼの神様は男なんだって!昔は、米が石高と言って 税金、その藩の財政と関わっていたぐらいだから、田植えは、大事な事 神聖な行事として行われていたのね。 その村のけがれのない娘達(早乙女)が、1か所に集まり忌み篭りをして 田植えをしたぐらいだから、、、「ご飯粒は、一粒も残さず食べろ」と父の遺言・・? |
||
「手洗いとうがい」今、話題となっているウイルスへの一番の対策が、これ、、だそうだ。そういえば、日本人ほど、きれい好きは、ないかも? 帰宅したら、食事前、、、そして神社仏閣のお参りの前、、、 手水社の作法もあるくらいだし、、、それでは、、、 まず、ハンカチを出してから(あとにすると、濡れてしまう) 右手で柄杓を持ち左手、持ち替え右手を洗う・・・いや、清める。 また持ち替え左手に水をため、口をすすぐ・・・清める。 その左手をもう一度清め、柄杓を両手で立てる。すると、、、 残った水が流れ、柄(え)が、清められる。 ちなみに、柄杓は、伏せて置いてね!、、、なんと神聖で合理的。 昔から、洗うと言う行為と効果だけではなく、 心と身を清める、そして事に挑む姿勢があったんですね。 その場所のほとんどに”浄心”と書かれているのも、その意味でしょうか? |
||
♪夏も近づく八十八夜、野にも山にも若葉が茂る あれに見えるは茶摘みじゃないか?茜襷に柘の傘♪ 朝、静岡の茶摘の風景をバックに、この歌が流れていた。 訳ありで、静岡に感心がある私は、見入ってしまった。 ちなみに八十八夜とは、立春から数えてで、5月2日ごろ、、、 暖かい静岡では、そのあたりに、お茶の新芽が、出て 茶摘が、始まるんですね。茶畑の新緑が、見事です。 ここで、美味しいお茶の入れ方講座(ちゃちゃ〜〜ん) 急須にお湯を、その湯をお茶碗に(数全部に)ここで、湯の量が計れる 急須に茶葉を、種類により温度調整、(煎茶はぬるめ、番茶は熱め) 湯を入れて一呼吸、その間茶碗の湯をすてる。 出す量の半分ぐらいずつ注ぎ、最後から注ぎ返し始めの茶碗で最後の一滴を、、 あ〜〜新茶は、うまい!新しい息吹きが体に、吹き込まれる・・・ |
||
仕事がら、あるキリスト教の牧師さんのお話を聞く機会に恵まれました。 「イマジン」・・あのビートルズのジョンレノンの詩から、 これから夫婦となるお二人に、捧げる言葉です。 イメージをしなさい、どんな二人に、どんな夫婦になりたいのか、、、そして、ありのままの自分、ありのままの相手を 受け入れなさい、そして自分と同じように愛しなさい、、、 私は、典型的日本人なので・・仏教でも、キリスト教でも、 良い事、良いところは、感心、納得してしまいます。 結婚だけではなく、どんな自分になりたいのか、イメージする事。 とても大事です。そうでなければ、いまの世の中、なあーんでもあり、、、 まわりに振りまわされ、見失ってしまう事、ありませんか?、、トリアエズ 今日の私は、、、アーメン! |
||
先日のお茶会に、おまけがついて、ある企画に応募するとの事。 私に、展示した着物についての、講釈を、、との事。 そこで色について、私なりに調べてみました。 黄色・・・”うこん”というしょうがのような根で染めた地色 浅黄色ともいう、他に梔子(くちなし)、山吹色などがある 辻が花・・・幻の染めと言われ、絞り染めと手書友禅などが、 組み合わせられた着物、今回の物は、辻が花模様を 薄墨で、描かれている 紫・・・この色は、禁色といわれ、庶民は、使う事が出来なかった。 染めるには、高価すぎるためのようでした。 平安時代には、「ゆかり色」とも言われ、縁、、ゆかりのある人々にも情をもって 接しなければならない、と上位の人々には、言われていたそうな。 昔人の色へのこだわり、そして和名の風情、、、又一つ感動を覚えました。 |
||
奥羽本線、湯沢駅(よく、新潟の越後湯沢と間違われますが、、) 明治38年に、開通したとの事、その駅の敷地内に竜神様が、祭られています。 70年近く前から、駅、保線区、その周辺の地域の人々を守っています。なんでも、その頃、疫病がはやり、水が悪いのでは、、、という人々が、祠(ほこら)をつくり、祭ったのが、始まりのよう、、らしい、、 実は、私が生まれる前から、父が、世話役の一人で子供の頃は、 かなり大掛かりな祭り(宴会の要素が、大きかったが、、、)で、楽しみの一つ。 父が亡くなってから、母が、そして今は,私が、、、玉串奉奠! 作法を一つ・・榊を一礼で頂き案(棚)の前には、2〜3歩膝で進む。時計周りで、根元を向こうに、膝で下がり座礼で、拝礼。2礼2拍手1礼。 ここ何年も、これと言った事故が無いのは、守り神のおかげ、、、かな? |
||
沖縄が、梅雨入り宣言をしたそうな、、 ついこの間まで、ストーブを付けていた秋田なのに、、、 でも今日は、真夏日という温度を示していました。 教室も今年初めて、クーラーを付けてしまいました。 四季が、はっきりしているわが国、日本。高温多湿と言われています。 着物なんて、合わないのでは?と思いませんか? 衣替えという生活の知恵が、あります。 5月まで袷(裏が付いている)、6月は、単(裏がない)、7、8月は、薄物、透物、 と、気温にあった着物を着るという、取り決めができました。 機能の面から一つ、”身八つ口”脇が、開いているんですよ。 風を着る衣服と誰かが、言っていました。す・て・き・でしょ? |
||
友人宅で、ちょっと趣が、変わった”茶会”(お茶ッコのみ)をもようした。 テーマは、平安時代の雅な中にも、遊び心を盛り込んだ、 蝶と戯れる白拍子の女達、、、?悠久の時を感じて、、、 それを現代のモダン茶会として、表現した「おもてなし」 〜〜〜解るような?解らないような?、、、 テラスの床の間に、踊り扇と、鮮やかな赤紫の胡蝶蘭。 衣桁には、黄色地に黒い線で、辻が花模様の着物、貝紫が、所々に、、、、 とどめは、御菓子・・・なんとケーキ、チョコスポンジに、生クリーム、 紫いもと、カボチャ(黄色)でモンブラン風、、(めっちゃ、おいしい)勿論、手作り! 借景の欅(けやき)の緑が、目に眩しく、疲れた体に、風を通してくれました。 おもてなしの心・・・十分伝わりましたよ、、、ご馳走様でした。 |
||
夕暮れ時、西馬音内に続く農道を、車を走らせていました。 あれっ?何かいつもと違う・・・と感じました。目には、いつもの田園風景、、と 思いきや、、そう、ちがうのです。雪が解け、あらわになった土だけの田んぼ。 そこに、水が入り、建物、家の明かり、山の稜線、空の雲、、、等が、 田んぼ池?に映りキラキラしているのでした。 きれいですよ〜〜〜。田植え前の一瞬の水面の造形。 いつもの風景が、倍以上に、楽しめ、感動します。 農耕民族と言われている大和民族。我々にとって、”米”という物は、 食べ物と言うだけではなく、稲霊が、宿っていると信じられていました。 今こうして元気に働いていられるのも、父の心が込められていた米のおかげかな? |
||
子供の日が、終わったらすぐ、母の日。 なんかとってつけた感じもしないではないのですが、、、 私自身も母で、私の母は、一昨年亡くなり、母の母は、40年以上前に、、、 すごいことですね――、人から人が生まれ、分離して一人の人間になる。 生物学的には、解らないのですが、私は、自分の子供は、 自分の細胞のひとつ、ひとつが、分裂し、新しく組みたてられ(おなかの中で) そして、肉体的にも分離していくのが、出産のような気が、していました。 母から母へ、人から人へ同じものと同時に、まったく異質なものが、生まれる。 人間を創り出す偉大さとそれに伴う大きな責任、 はんぱじゃーなれないねーーー、母親って!おかあさーーん。 |
||
今FMゆうとぴあで、「どんな方をすてきだなあ〜」と思いますか? と、質問がありました。そうですね、居るだけで存在感があり、 もちろん話はしないで、、、(寡黙)品があり、、、(品性) その場で、浮かないそんざいの女性、、、と答えました。 たしかこれは、40代になったらこうなりたいという、わたしの目標。 あーあ、なれないまま50代に突入、、、! まあ、人生長い長い、更なる努力をしよーーーーっと!? |
||
カレンダーをめくる。今日は、ごがつここのか、、ごーきゅー、ごーくー、、 ご苦労さん!皆さん、今日は、ご苦労さん、、と思っちゃいました。 お互いに、声を掛け合い、慰労し会う言葉だよね。 ところで、ご苦労様、と、お疲れ様。どう使い分けてる? 会社なんかで、なんとなく使っているところが、ほとんどかなーーー 礼法的には、上司から部下へは、「ご苦労様」と声をかけてもOKですが、(もちろん、お疲れさんでも、いいんじゃないの?) 目下から、目上には、「お疲れ様です、、、」が、モアベターかな? 殿様も言っているではないか、「ご苦労であった、、」ってか? |
||
先日プロジェクトXを見た。 ハレー彗星に、ロケットを飛ばし、観察するという男達の壮大な浪漫。その目的が、達成されるまでの数々の困難に立ち向かう大勢の技術者達。 国の方針が変わったり、台風で施設が壊れたり、不可能に近い事にいどんだり、、、 でも、誰一人諦めず、一つの目標に果敢に挑む大勢の人々が、、、、いた。 今、高校を出ても就職できない子供達がいる。 そして、仕事についても、1〜2ヶ月で、離れてしまう人が、一割以上いるという現実。 多くの理由が、この仕事に付きたい訳では、なかった、、、と。 仕事、職人、匠、天職、生業、、、働くと言う事は何だろう、、? 生きる事?生きがいになる事?目的を持つ事? どう生きていったら、自分らしく人生をまっとうできるのか、考えてしまった。ただ、一つ言えるのは、目的に向かって努力を惜しまない人々は、皆、、、いい顔をしていると、、、、感じた! |
||
連休中に、夏になったような暖かさというより、暑さ。 我が家(小さいながら)も夏模様の室礼。 とは言っても、カーテンを変え、すだれを掛けるだけ。 京都の町屋など古いお宅は、戸障子など、夏用に替えたりして... 高温多湿の日本の風土に、あうように、土間、ひさし、縁側、、、 日本家屋は、冷暖房がなくても合理的にも、視覚的にも、 昔から、いろいろな工夫をして、もちろん手間暇もかかりますが、 季節を楽しんでいたんですね。 ほんとうに、畳の感触は、最高です。そして、和室ほど、柔軟性を持ち、住む人の都合に会わせてくれる部屋は、ないんでは、、、としみじみ考えます。 |
||
私の背に、大きい真っ赤な夕日が差し込んでいます。 ほんとうに夏の日の夕方の日差し、、(2階は、あつ―い!) 朝日と夕陽、どちらが、おすき?・・私は、、、、どちらも大好き。 朝日より遅く目覚める私は、まずお天道様にご挨拶。 「今日も一日皆元気で、過ごせますように・・・」 仕事帰りの車に、、台所に挿し込む夕陽には、 「今日も一日、おかげさまで無事すごせました」 と、なんだかんだ言って、お日様大好き人間でした。 |
||
今日は、言わずと知れた「子供の日」礼法的には、「端午の節句」 五節句の一つ。もともとは、子供の成長を祝う行事。 端は、はじとか始めという意味。午は、うま年のうま、 うま、は、気性が激しいとか、荒いとか言うんですね。 午の月の最初の午の日、更に午は、ご=五、、、、それで5月5日、、、 なんとなく、つながりました?荒い午の重なりを男の子元気さに、掛けたみたい。 鯉のぼりは、もともと幟(のぼり、旗)に、鯉の絵を書いていたのが、 そのものの形に、なったのね。鯉の滝登りと言うぐらいで、勇ましさ、生命力の象徴。 思い出すのは、菖蒲の葉をお風呂に入れて、からだを洗うと健康に、、って。 菖蒲、勝負、尚武、、、日本人って、掛詞が、すきね!ゆえに男の子の祭り? 最近は、なんとなく女の子のほうが、???? ちなみに、私は、午年、でも、、、物静か!、、(でしょう?)丙午では、アリマセン。 |
||
仕事の帰りに、月を見ました。 今日は、これ以上細くはなれないというぐらい、華奢なお月様。 暗くなる前の、そうですね、、蒼い?群青色の空。 夕方から夜にかけての、ちゅうとはんぱな空に輝いていました。 こんな月は、土手の桜堤防からか、もっと川上の周りが暗く、 一本だけ離れた所で、頑張って咲いている桜の枝越しに、見るのが最高! 春おぼろげな夜風に吹かれてね・・・・ 満開の桜もいいけど、葉桜のものの哀れさ、、、 満月の輝きもいいけれど、三日月のひかえめも、、、、 んーーーー!たまりませんわ・・・・・ |
||
いろいろな国の方々が、京都観光をしている番組を見ました。 日本人の私でも、高校の修学旅行だけなのね。(行きたいなあ〜) ガイドの方が、英語で説明してくれるのです。 勿論、私は字幕で理解なのですが、、外国の方でなければ 質問しないような事ばかり、でもとてもわかりやすい説明。 日本人の私が、「へえーー」と驚き、感心する事ばかり。 まだまだ知らない事ばかり、、、日本の歴史の多く、作法の多くを京都と言う街が持つ。 それにしても、一番感心したのは、、、”八坂神社”で何をお祈りしました? と言う問いに、ほとんどの外国の旅行客の答えが、 「ピース、世界平和を祈りました」との答え。んーーまいった! 我々日本人は、、、、貴方なら、、、何を祈ります? |
||
昨日1日は、"扇"の日なのね..(毎日、何かの日だけどね..) 扇の歴史もとても長いんだけど、今は誰が使っているかな? 身近では、花嫁!持つのは金と裏が銀のもの。 金色が邪気から身を守ると、言われているのね。 そう、茶道の方々..扇子は、相手と自分との結界を意味するとの事。 畳の縁も同じような意味だけど... お辞儀をするとき、膝前に置き(要が右)その手前で手を付き頭を下げる 相手に対して、へりくだる意味かな... 作法の小物使いも、いろんな意味が込められているんですね・・・ |
||
自然に親しむ日本人は、自然の木々、花々、空、雲、月、水、 風、、、、目に見えるものも、肌で感じるものも、自然のすべてを 取り入れて、調和しながら生活してきました。 着物の柄などは、 そのまんまです。花鳥風月、季節感をとても大事にしています。 寒いから着る、暑いから脱ぐ、、まあ衣服としたらこれでいいのですが、、、 勿論、夏は、絽や紗という薄物、冬は、袷で暖かくという素材の工夫をこらしていますが、染めとか織、そして柄付け、、、季節との調和が大切! 和服というおなじ形をいているからこその、文化だと思います。 風薫る5月、秋田の遅い春、この頃が着物が着やすいかも? 紬や絣に、半幅帯でもキリリと結び、お散歩、お散歩・・・・・ |
||