「結びの力」〜〜〜 おむすびから 紐結びまで〜〜〜
講演   齊藤 壽胤 氏


平成16年10月10日(日) 午後5時〜
湯沢ロイヤルホテルにて
  

      「結びの力」と題しまして、齊藤壽胤先生(民俗学研究者)による講演会が、行われました
      結び・結(ゆい)・生す霊・・・結びの持つ、様々な意味づけを、解りやすくお話いただきました

リハーサルの打ち合わせです

そろそろ、始まりますよ・・・リハーサルが・・・
 
     
      振り袖、留袖、舞妓さん、男性、花嫁と、続きます・・・あとは・・・ぶっつけ本番です



それでは、本番が、始まります。2002年.2004年と7名でやったドイツでのショーの再演です!
反物の説明から入り、それが、どうして着物の形になるかを お話しました
機能的で合理的な衣服であること、、無駄がない縫製であることを お伝えいたしました
  
初めに、音楽に合わせながら、着物を着て、名古屋帯を締めていきます
時間で3〜4分。舞うように、それぞれ立ち居振る舞いを合わせます
  
できあがりました。はい・・・ポーズ!
    
朱子の帯で、花を結びます
ドイツの方が好きだということで、「ばら」を・・・
日本は、やはり「桜」でしょう
これからも、ドイツと日本が、仲良く交流が、出来ます事をお祈りいたします
    
袋帯を切らないで、お道具を使い飾り結びを作ります
振り袖を着てから、帯を、背中に付けて仕上げます
ドイツの方も、びっくり!
 
可愛い振り袖のお嬢様方です
 
しっとりとした留袖の着装です
胸元には、儀礼用の扇子、末広が、ございます
 
男性の羽織、袴姿です
普段は、襦袢姿は、お客様には見せることは無いのですが
柄の素晴らしさ、見えないとこへの気配りをお伝えしたく
とくべつに、襦袢後ろ姿を、見ていただきました
 

さて、いよいよ舞妓さんの登場です
ステージ直前に、ヘヤーとメイクを、仕上げます


舞妓さんの、月ごとに変わる花簪、所属している所の紋が、だらりの帯に付いている事
舞妓さんは、舞うだけで、お客様には、お酌などは、しないことなどを説明しました
着付けが、終わって、すこ〜しだけ、舞ってみました
    
花嫁さんの着装です。ドイツでは、はこせこ、懐剣、そして打掛を羽織るので精一杯でした
   
    花嫁さんの着付けで、フィナーレを迎えます。日本の、代表的な結婚式の着物の装いを、説明!
    身内、母親の既婚者の留袖、友人など未婚者の振り袖、略礼装の訪問着などの説明もいたしました

    ドイツでのショーは、現地の男性に、羽織、袴の 花婿さんを花嫁さんの隣に立っていただきました
    ということで、司会の私を除くと、6名という驚異的な最小人数で、一時間の舞台を日本的音楽に乗せ
    演じてまいりました
    
ドイツパンを扱う東京のお店から、冷凍発送で、お願いいたしました
本場の、パンは、すごーく美味しいでした
 
ドイツワインとドイツパン、それに美味しい秋田米の「おむすび」で、ささやかながらパーテイです
「結び」に関係ある、風呂敷の結び方、水引の結び、花結びなどを展示
          
お抹茶コーナーも、大盛況!舞妓さんとの、記念写真もありました
 
最後に、齊藤先生の竜笛の演奏、曲目は「越天楽(えてんらく)」で
和やかな中にも、身の引きしまるお開きを 迎えました
皆様、ご協力、ありがとうございました


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