ヒメキマダラセセリ Ochlodes ochraceus |
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1994.7.22(太平山)
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7月中旬から8月によく見かけられる。林の周辺や道端をすばやく活発に飛ぷので見失うことがしばしばである。木や草の葉に、写真のように翅を半開きにして止まる。いろいろの花を訪れて吸蜜する。rせせる」とは、つつきほる、ひっかいてほじくるという意味で、この蝶の蜜を吸っている様子から「セセリチョウ」といわれるのだという。上の写真は雄である。翅の外側が黒く縁どりされている。前翅の中央に黒い線が走っているのが雄の特徴である。セセリチョウの仲間は黒っぼい色のものが多いが、その中では、地色が黄色みのあるのがキマダラセセリである。羽後町ではキマダラセセリと名のつく蝶は、キマダラセセリ、コキマダラセセリ、そしてヒメキマダラセセリの3種を採集している。 |