まんが美術館設立の経緯・特徴

まんが美術館
佐々木康輝さん
旧増田町(現横手市増田地区)は、釣りキチ三平で知られる矢口高雄先鋭の出身地です。そこで先生に多方面からのご協力を得ながら、ふるさとの自然・景観を重視した「釣りキチ三平の里整備事業」の下で、1995年、今から11年前にまんが美術館は誕生しました。
まんが美術館は、まず一階部分、入ってすぐのところが矢口先生のアトリエを再現したものになっていまして、そこを過ぎると、自由にコミックを読んでいただける広場になっています。この広場と、二階に上がるスロープギャラリーの部分には、作家の先生方100名前後、点数にして約300点の原画が展示してあります。有名な先生の作品としては、手塚治虫先生、藤子・F・不二雄先生、藤子不二雄A先生、その他には矢口先生はもちろんなんですけれども、「のらくろ」で知られる田河水泡先生、「タッチ」などで知られるあだち充先生など……。その他にも沢山いらっしゃってちょっとご紹介しきれないですけれども、様々な先生方の原画が展示してあります。

館内に再現された
矢口先生のアトリエ
これらの原画は、こういう美術館を作って漫画の振興をしようということで、、11年前にウチの担当の者や、漫画ジャパンという事務局が協力し、沢山の漫画家の先生からご協力、ご理解を得て集めることができました。
いらっしゃったお客様は、皆さん一様にと言ってしまうとオーバーかもしれませんが、感激されるようです。どんな方でも知っているような先生の作品が沢山ありますので、「この美術歓に来て良かった」というお客さ様が多いです。ラジオの前の皆様にも、少年時代、少女時代を思い出して感激していただける原画が必ずありますので、ぜひ一度観にいらっしゃってほしいと思います。
漫画の原画の他にも、館内に設置してあるボックスを開けると岩魚やチョウチョがいたりなど、増田のふるさとの自然の風景を豊かに感じていただけるように様々な仕掛けも施されています。また、館内には沢山の漫画がおいてありますが、これは自由に読んでいただけるようになっています。一階部分と二階部分を合わせて約2000冊のコミックがありますが、収蔵しきれなかったものは他の施設に保管しており、時々入れ替えながらみなさんにお楽しみいただいてます。
イベントについて

過去に行われた
展示展の様子
7月中旬から9月の中旬にかけて、特別企画展として秋田県の出身漫画家展を企画しています。
秋田県出身の漫画家は、私の知っている限り15名前後いらっしゃいます。主立った方を挙げると、隣村の東成瀬出身の高橋よしひろ先生ですとか、横手市(旧増田町)出身の矢口高雄先生、秋田市出身の倉田よしみ先生など……。あと映画化された「同じ月を見ている」の原作者、土田世紀先生も横手市(旧大森町)のご出身ですね。
この15名前後いらっしゃる先生方のうち、どれぐらいの方の原画を展示することが出来るのかはちょっとまだ未定なんですけれども、協力していただける時期など先生方の方にもいろいろご都合があると思いますが、こちらの方で出来るだけお声がけさせていただいて、企画展を成功させたいなと思っております。原画の展示だけでなく5名程の先生方に来ていただいてサイン会も企画しています。
大規模でロングランの企画展にしようと思っておりますので、先生方にはぜぜひご協力を頂ければと思っております。
ラジオをお聞きの皆さんへメッセージ
道路整備の推進によって、秋田県の北部や岩手、宮城方面からのアクセスは以前に比べて格段に良くなって来ており、多くの観光客の皆さんにご来館いただいています。ただ、山形方面からのアクセスのついては高速どうも整備されていませんし、数年前に特急列車等もなくなってしまいました。その点で若干不便な面もあるかとも思いますけれども、こういった点が今後解消されていけば今まで以上に多くの皆さんにご来館いただけるんじゃないかなと思っております。
昨年10月ですね、節目の年10周年だったんですけれども、述べご来館人数が100万人を突破しました。1年間平均10万人ぐらいですね。今も多くの皆さんにご来館いただいてます。
全国各地に漫画をテーマとした美術館は多くあるんですけれども、このように100名の原画作家、300点以上の原画を展示しているのはウチ以外では恐らくないと思うんです。そういった点でも、夏の企画展等を含めましてご来観いただければなと思います。

まんが美術館の館内展示
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| 2階へと向かうスロープギャラリーには多くの原画が展示されています |

漫画家の先生の寄書き |

館内ホールの緞帳 |

矢口高雄先生のアトリエ(再現) |
過去に行われたイベント

鉄腕アトム展 |

矢口高雄CLASSIC展 |

矢口先生のサイン会 |
その他にも様々なイベント・企画展が行われてきました
今後も色と企画中とのこと |